| 被害内容等 | 気高郡倭文村式内倭文(しとり)神社では、悪性感冒が連隊に流行を極めていることにより、同神社は皇孫降臨の際、皇威に服さなかった賊徒を征し、障魔を掃攘し、武の祖神として仰がれる、武甕槌(たけみかづち)・経津主(ふつぬし)の両神を鎮祭し、別名風の宮とも称する神社であるため、去る1月16日、氏子一同打ち揃って社頭に参籠して病兵平癒国家安穏の祈願をなし、同村出身の陸海軍人に守り札を寄贈し、また23日より向こう3日間、毎日午前10時より午後3時まで悪疫攘除(あくえきじょうじょ)の祈願をし、一般軍人に対し無料で守り札を授与するということであるので、軍人家族は遠慮なく申し込まれたい、とのこと。 |