鳥取県流行性感冒(スペイン風邪)新聞記事データベース
項目
内容
資料番号
3059
発生時期
大正9 ( 1920)年 1月25日
旧郡名・旧市町村名等
県内
現市町村名
県内
発生区分
記事見出し
気候の不順は 感冒猖獗の一原因 境測候所長談
被害内容等
流行性感冒の猖獗(しょうけつ)を極むるは種々の原因があるが、気候上から見れば、11月より12月初めにかけては温暖であったが、8、9月に両月に急に寒気を催し、天候不良にして身体上も急激の変化を及ぼした為と思われる。すなわち、寒暖の推移が不順な時は、身体上の影響が甚だしいので、なるべく体温の保持に留意し、殊に気が最も下降する払暁の時間帯は、室内の温度の保温に注意し、温度の急変を防ぐ方法が最も重要と境測候所長は語った。
出典
大阪朝日新聞山陰版 年月日 19200125 号数 記事掲載面
備考