平成18年度予算
当初予算 一般事業  課長要求 No.7   支出科目 款:農林水産業費 項:畜産業費 目:中小家畜試験場費
 部局:農林水産部 課名:中小家畜試験場 係名:環境・養鶏研究室 電話番号:0859-66-4121
事業名:USブロイラー飼育技術確立試験 要求額:195千円 (前年度予算額 376千円)  

H18当初予算額 (トータルコスト)・・・終計上
トータルコスト
1,305千円
事 業 費
195千円
人 件 費
1,110千円
正 職 員
0.15
非常勤職員
0
臨時的任用職員
0



H18当初予算額 (トータルコスト)・・・要求段階
トータルコスト
1,305千円
事 業 費
195千円
人 件 費
1,110千円
正 職 員
0.15
非常勤職員
0
臨時的任用職員
0
※人件費欄については正職員人役に平均給与を乗じて得た人件費額です。非常勤職員・臨時的任用職員の報酬・賃金は「事業費内」に含まれています。
 
課長査定:計上   計上額:195千円

要求内容:
1 事業の概要                           

 国内で飼育・生産されているブロイラーの殆どは、海外で育種改良された原種鶏を輸入し、国内で種鶏を増殖して供給されている。昨年の夏以降、ブロイラー生産者に供給されたヒナは短期間に増体する能力が著しく改良されていたため、これまでの日本の飼育形態では、特に冬期間の生産性に問題が生じていることが判明した。
 そこで、根本的な飼育適正を調査し、鳥取県における飼育管理技術を構築し、正確な情報を生産者に提供する。

2 事業の目的・背景・効果等

(1)事業の目的・背景

 県内のブロイラーの殆どを占めるC社のブロイラーは、平成16年夏の餌付けコマーシャルひな以降、全て米国で改良されたものが供給されている。

 米国由来(US)ブロイラーの特徴は、優れた増体性や飼料要求率、肉の歩留まりの良さがあるが、日本の飼育形態では生産性の低下による収益低下が指摘され、特に寒冷ストレスに弱いことが報告されている。

 冬期の飼育管理は寒冷ストレスや換気不足による生産性低下、鶏肉の品質低下の問題があるため、日齢に応じた鶏舎内温度と換気による適正管理方法を確立する必要がある。 

 そこで、外気温が低い時期に鶏舎内温度を保ちながら換気量を確保するための、鶏舎内の温度管理方法を検討し、疾病や鶏肉品質低下を防止する飼育技術を確立する。

(2)事業の効果

 ブロイラーの生産性及び商品性の向上。

 全国第9位の生産量を誇る本県ブロイラーの発展寄与。

これまでの成果
ブロイラー飼料比較給与試験(H15〜17年度)

●H16年度は代謝エネルギー量を抑制した飼料を4〜34日齢に給与することにより、育成率の改善が図れることが明らかとなった。

●H17年度は前年度の成果のあった飼料体系での反復試験を実施すると共に、この飼料条件下での7〜34日齢の点灯時間制限(飼料摂取時間の制限)の有無による生産性への影響を調査(実施中)。


3 事業の内容

(1)飼育条件及び試験設定

 冬期飼育における給与飼料や点灯等の飼育管理、飼育する鶏舎の構造や面積の条件は同一にして、異なる温度管理環境下での調査を実施する。試験の羽数規模は100羽とし、厳冬期(1〜2月)の飼育試験を2反復実施する。

(2)調査項目

 飼育期間中の育成率、疾病の発生状況、飼料摂取量、増体重等の飼育成績と出荷時の体重及び出荷後の解体精肉量及び品質等を調査する。

4 平成18年度要求額内訳(単位:千円)
内 訳
要求額
ブロイラーの飼養管理費
195
合 計
195
5 事業期間および経費  

事業期間 <H18〜19 2年間の試験研究のうち1年目>
区 分
事業内容
事業費(千円)
全 体
寒冷ストレスの調査
390
18年度(要求額)
寒冷ストレスの調査
195
19年度(概 算)
調査の反復
195


財政課処理欄
 

財源内訳
(単位:千円)
区  分
事 業 費
財         源         内         訳
国庫支出金
使用料・手数料
寄 附 金
分担金・負担金
起 債
財産収入
その他
一般財源
前年度予算
376
0
0
0
0
0
0
376
0
要 求 額
195
0
0
0
0
0
0
0
195
 
〈財政課使用欄〉
区   分
事 業 費
財         源         内         訳
国庫支出金
使用料・手数料
寄 附 金
分担金・負担金
起 債
財産収入
その他
一般財源
査 定 額
195
0
0
0
0
0
0
0
195
保   留
0
0
0
0
0
0
0
0
0
別   途
0
0
0
0
0
0
0
0
0