地球温暖化防止施策に係る企画調整を行い、地球温暖化防止に向けた県としての取組をおこなうことにより、鳥取県環境立県アクションプログラムに掲げている二酸化炭素削減目標の達成を目指す。

●鳥取県環境立県アクションプログラム、地球温暖化防止アクションプログラムの実施・管理


・「２０１０年度の二酸化炭素排出量を、1990年度と同レベルにする」という環境立県アクションプログラムの目標を達成するために、県庁組織を挙げた『地球温暖化防止対策』について管理をおこなっていく。


●県民の皆さん、NPO、市町村等と連携した普及啓発

・「とっとり環境ネットワーク」や「地球温暖化対策地域協議会」（県内：３団体）、市町村と、地球温暖化対策に関する情報を共有、役割分担をしながら普及啓発を行っていく。


●公用自転車の導入と「自転車フォーラム（仮称）」の開催

・地球温暖化の原因となるガソリン等の削減を図るために、公用自転車を導入する。

　【導入予定箇所】県庁１５台

・もっとも環境にやさしい乗り物の一つが『自転車』であることを、職員はもとより県民の皆さんへアピールするために、「自転車フォーラム」を開催する。

【自転車フォーラム（仮称）】（案）

（１）テーマ
　『自転車に乗ろう！


〜自転車は地球にやさしい乗り物〜』


（２）基調講演　（講師については人選中）
（３）パネルディスカッション
　　「地球にやさしい自転車に乗ろう！」

（４）対象者　　一般県民の皆さん

（５）自転車の展示、自転車の安全運転講習をあわせて実施

３　現状と課題

●県庁では「環境にやさしい県庁率先行動計画」や「ＩＳＯ１４００１」により環境配慮活動を通じて地球温暖化防止に取り組んでいるところ。

●しかしながら、鳥取県における２００３年度の二酸化炭素排出量は４，８１３，０００ｔ-co2と推計され、京都議定書及び鳥取県環境立県アクションプログラムの目標年である１９９０年度に比べて２４％増加している。

●加えて、県庁組織全体における２００５年度の二酸化炭素排出量は、「環境にやさしい県庁率先行動計画」で定める目標２６，０７３トンを大きく上回る３３，４３６トン（目標に対して２８％増加）という状況となっている。

●県庁としては、このような状況に一層の危機感を持ち、事業者の一員として組織を挙げた取り組みが必要である。