今後県が行う童謡・唱歌の普及啓発の考え方と、市町村との役割分担を整理してください。

（１）今後県が行う童謡・唱歌の普及啓発基本方針

�@　将来的には、民間（県民）・市町村による自主的な開催を図るため、実行委員会への参加など人材育成を推進していくが、そこに至るまでの間は、「童謡・唱歌のふるさと鳥取」企画実行委員会が主体となり、鳥取県の代表的な音楽家である岡野貞一、田村虎蔵、永井幸次の生誕に合わせ周年で記念事業を実施する。（生誕周年以外の年は休止）
◆岡野貞一　生誕130周年　2008年
◆田村虎蔵　生誕140周年　2013年
◆永井幸次　生誕140周年　2014年

�A　上記３人のほか、本県出身の音楽家については、わらべ館（県立童謡館）の企画事業や展示、または、とっとりの文化芸術探訪事業（地域資源振興室）の活用により、普及啓発を図る。

�B　全県及び県外に対する普及啓発は、わらべ館が県内各地の教育機関、社会福祉施設、社会教育施設及び県人会等からの要請により歌手・伴奏者を派遣する童謡コンサート事業により行う。

�@　岡野貞一、田村虎蔵、永井幸次の生誕記念事業は、県内音楽関係者等の事業実施を支援することを目的とし、関係市町村にもできうる限りの支援を求める。

�A　その他の音楽家をはじめとする文化芸術活動者については、とっとりの文化芸術探訪事業を活用していただく。

　平成２０年度に開催する岡野貞一生誕１３０年記念事業の開催にあたり、鳥取市と協働・連携して事業内容の検討及び事業実施を行う「岡野貞一生誕１３０年記念事業実行委員会」の活動を支援する。
　また、「童謡・唱歌のふるさと鳥取」の普及を目的とする「童謡・唱歌のふるさと鳥取」企画実行委員会の活動を支援する。

�@　実行委員会及び専門部会の開催：事業内容の検討を行う。
実行委員会開催回数：平成19年度　2回
　平成20年度　2回
専門部会開催回数　：平成19年度　3回
　平成20年度　2回
�A　顕彰コンサート事業、フォーラム事業、展示会事業、ＰＲコンサート事業の開催及び事業実施のための調整・準備等を行う。　

　「童謡・唱歌のふるさと鳥取」の普及の目的を達成するために、岡野貞一生誕１３０年記念事業への参画、事業内容の検討等を行う。
　委員会開催回数：
平成19年度　2回（支援のあり方の検討等
平成20年度　2回（事業成果について検証等）

３　経　費

（１）岡野貞一生誕１３０年記念事業補助金

　　６３２　

平成19年度　　　　６９４千円
　　３，６２７　
平成20年度　　３，９２７千円（債務負担行為）

平成19年度　０　３８千円
平成20年度　０　３８千円（債務負担行為）

※　実行委員会（8人）1回当たり　19千円（旅費14千円、食料費5千円）

【岡野貞一生誕130年記念事業（案）について】

事業名	開催期日	場所	主な内容
顕彰コンサート事業	H20.5.24(日)	県民文化会館 梨花ホール	・東京芸術大学管弦楽団による演奏 ・岡野貞一親族のインタビュー ・県内団体による合唱・演奏　等
フォーラム事業	H20.5.23(土)	県民文化会館 小ホール	・基調講演 ・座談会「生誕130年を記念して岡野貞一を考える」
展示会事業	H20.5.17(土) 〜H20.5.30(金)	わらべ館	・写真、年表、楽譜、出版物、勲章等の展示
ＰＲコンサート事業	H20.4.19(土） 〜H20.5.24(土) の毎土曜日	鳥取駅構内	・鳥取駅に到着する汽車の時間に合わせ、参加団体が岡野貞一にちなんだ歌唱・演奏等を行う。