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平成21年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:総務費 項:市町村振興費 目:自治振興費
事業名:

八頭郡地域総合振興対策事業

将来ビジョン関連事業(つなげる/魅力があふれ、人が集うにぎわいまちづくり)

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企画部 八頭県民局 企画県民課地域振興室  

電話番号:0858-72-3880  E-mail:yazu_kenmin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
21年度当初予算額(最終) 1,136千円 17,399千円 18,535千円 2.1人 0.1人 0.0人
21年度当初予算要求額 1,805千円 17,399千円 19,204千円 2.1人 0.1人 0.0人
20年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,805千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

課長査定:一部計上   計上額:836千円

事業内容

八頭郡地域総合振興対策事業

八頭地域の活力再生のため、地域の課題・ニーズに対応した総合的な振興対策に取り組もうとするもの。

    <取り組むべき課題>
     ・持続可能な地域づくり
     ・起業化促進、雇用の創出
     ・移住定住、地域間交流による賑わいの創出

【1】八頭郡地域振興対策事業(H21〜H23)

(1)八頭地域次世代人づくり事業(924千円)
〈目的〉
 住民と行政が協働して八頭地域の課題の把握、その課題の解決方策を研究・検討する場を設け、次世代の地域づくりの担い手や推進役となる人材の養成と八頭地域での人的ネットワークの構築を図ろうとするもの。

〈対象者〉
 八頭郡で地域の活性化に積極的に取り組む意欲のある者を公募(行政職員、NPO等法人関係者も含む。)定員30人

〈実施方法〉
 1 地域づくりを進める有効な手法であるワークショップ運営手法の研修→ファシリテーターの養成
 2 ファシリテーター養成研修の中で、参加者が洗い出した地域課題について研究するための講座を企画(4回程度、講師による講座の開催)
 3 参加者による自主研究テーマの設定、演習及び研究発表

〈効果〉
 1 各地域リーダーとなるであろう参加者をファシリテーターとして養成し、ワークショップを活用した住民総意に基づいた地域づくりの推進に役立ててもらう。
 2 参加者による八頭地域での人的ネットワークを構築。


(2)八頭郡移住定住・地域間交流推進事業(131千円)
〈目的〉
 八頭地域の賑わいの創出のため、引き続き、移住定住・地域間交流を推進しようとするもの。

〈要求事業〉
・受け入れ機運醸成のためのセミナー等開催(131千円)


〈その他の取組事業〉  (標準事務費で対応)
・八頭郡3町と県との情報交換(仮称:八頭郡移住定住連絡会)
・八頭郡の移住定住・地域間交流に関する情報の発信
・八頭郡内移住者のフォローアップ(3町でのネットワークづくり)
・八頭地域と都市部との交流支援(武蔵野市家族交流体験事業)
・八頭地域でのグリーンツーリズム勉強会の設定

【2】八頭郡活性化戦略会議(H21〜H23)

(1)八頭郡活性化戦略会議(仮称)負担金(150千円)

〈目的〉
 本年度、八頭郡3町が、八頭郡の地域資源を活かした起業化支援、道づくりを初めとする社会基盤整備及び企業誘致対策の協議・検討を目的に勉強会を試行的に実施した。
(H20経費:150千円×3町)
 来年度は県も経費負担の上、正式な八頭郡活性化戦略会議に移行し、取り組みを一層発展させようとするもの。
(H21経費:150千円×(3町+県))



(2)八頭郡活性化に資する社会基盤基礎調査事業(H21)(600千円)
 〈目的〉
 今年度、八頭郡活性化戦略勉強会の「みちづくりWG」で出た課題をふまえ、これからの地域活性化に資する戦略を検討するために、来年度「八頭郡活性化戦略会議(仮称)」を設置し、鳥取大学と連携して問題解決のための調査検討を行う。
 アンケート結果は、鳥取大学とみちづくりWGで議論を行い、今後の施策としてとりまとめ、平成22年度以降必要な取組を行っていく。

 〔みちづくりWGで出た課題〕
 ○まちづくり
  ・県外客をいかに呼び込むか
     (姫鳥線の智頭ICまで開通後、智頭町では2割減となった)
  ・観光客の滞在時間をいかに長くするか
  ・地域のリーダーが必要
 ○みちづくり
  ・災害時の道路閉鎖による孤立集落の解消
  ・若桜町では、江浪峠(若桜下三河線)が通行できれば、若桜から姫鳥線 の西粟倉ICまで30分で行ける
  ・智頭町としては、八頭町と繋がる道路が必要
  ・県外施設等との連携(兵庫県のスキー場には10万人来ている)
  ・若桜湯村温泉線の兵庫県側は舗装されていて、大根畑が広がる

 〈事業内容〉
 地域貢献の研究・調査などを意欲的に行っている鳥取大学と連携して、八頭郡内及び近隣の市町村住民の意見を聞きながら、今後の八頭郡の活性化策をとりまとめる。
    〔「八頭郡の活性化策」策定委託の内容〕
     (1)「八頭郡活性化戦略会議(仮称)」との協議
     (2)アンケート等による住民意見の把握
     (3)住民意見の分析
     (4)効率的な活性化策の取りまとめ

  〔対 象〕
     八頭郡内及び近隣の市町村
    〔アンケート検討項目(例)〕
     ・高齢者や障害者が安心して暮らせる施設・施策
   ・通勤・通学・買い物などの交通機関
   ・企業誘致(工業団地、企業ニーズ調査)
   ・災害時の安全確保
   ・観光客増加へ繋がる取組
   ・隣県を含めた観光ルートの必要性

 【要求額】600千円[八頭郡活性化戦略会議負担金]
   ・鳥取大学による「八頭郡の活性化策」策定(委託費)1,200千円
     鳥取県負担              600千円
    町負担    200千円 × 3町 = 600千円
                   合計 1,200千円
 
※負担割合:県負担1/2、町負担(3町合計)1/2について
 (ア)本調査の範囲は、八頭郡を中心とした近畿方面の広域圏である隣県の市町村まで想定しており、国道・県道の整備などに関連することから、関係地域と連携して事業を実施するという方針を重視し、3町に1/2の負担を求めるもの。
 (イ)なお、大学への委託事業としては、「とっとり「知の財産」活用推進事業」という全額県負担の事業があるが、本事業は八頭地域限定の調査であるため、別事業として要求する。

※鳥取大学に委託する理由
 これからの八頭郡の活性化に資する戦略を検討するために、来年度設置予定の「八頭郡活性化戦略会議(仮称)」では、産官学で連携して問題解決を図っていく予定であり、日南町において実績があるため。

【参考】

1 現状

    人口の減少や少子高齢化の進行による不安の拡大、雇用情勢の悪化は全県的な傾向であり、八頭地域おいても例外ではない。
    更に県の平均的ペースを上回る勢いで人口減少や雇用情勢の悪化が進行している。
    項目
    八頭郡
    全県
    資料
    高齢化率(H19)
    31%
    25%
    年少人口比率(H19)
    12%
    14%
    県人口推計
    出生率(H19)
    5.6%
    8.4%
    事業所数の増減率(H13→H18)
    △9.4%
    △6.5%
    H13・H18事業所統計調査
    従業者数の増減率(H13→H18)
    △6.6%
    1.3%

    2 課題と対策



財政課処理欄


 八頭郡活性化に資する社会基盤基礎調査は、主に八頭郡民のニーズ調査であり、各町で実施してください。
 なお、標準事務費枠外分は、既定の枠内予算で対応してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,805 0 0 0 0 0 0 0 1,805

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 836 0 0 0 0 0 0 0 836
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0