１ 内容
（１）要求内容
国道29号周辺兵庫・鳥取地域（宍粟市、若桜町、八頭町を指す。以下、「周辺地域」という。）の活性化に取り組む『国道29号周辺兵庫・鳥取地域振興協議会（構成：兵庫県、鳥取県、宍粟市、若桜町、八頭町、国土交通省鳥取・姫路河川国道事務所、民間団体）』に拠出する負担金。
なお、本事業は、平成15年度より継続しているもので、グレーター近畿の一員である兵庫県との連携という観点から、前衛的かつ重要な取組である。
団体名 | 負担金（前年度） |
両県 | 各1,050千円（各1,050千円） |
市町 | 市：350千円,町175千円（市：350千円,町175千円） |
合計 | 2,800千円（2,800千円） |
（２）平成21年度事業内容
ア 広域的な観光振興に関する取組
イ 情報発信
周辺地域の魅力や協議会の取組について、広く情報発信し、周辺地域への誘客を図る。
（ア）ホームページによる情報発信
（イ）ポスターによる情報発信
（ウ）ラジオＣＭによる情報発信
２ 目的
兵庫県と鳥取県の国道29号周辺地域の市町及び民間関係者等との協力と連携の下、自然・歴史・文化・産業など地域の優れた特性を生かした広域的な取り組みを通じて、地域の振興と活性化を図る。
３ 背景
兵庫・鳥取両県知事会議（平成14年3月）結果・・・
周辺地域共通の諸課題(R29の交通量の停滞、過疎・高齢化、人の往来や地域住民の交流が途絶えがちなど)について、両県が連携して取り組む。 |
↓
国道29号周辺 兵庫・鳥取地域振興協議会設立（平成15年4月）以降・・・
両県、周辺地域市町（宍粟市、若桜町、八頭町）を核とする協議会メンバーは連携して地域の活性化に係る事業（魅力アップ、交流促進、情報発信）を実施してきた。
＊両県は隔年交代で協議会事務局を担当 |
４ これまでの取組による成果と課題
（１）成果
沿線の美化活動の活発化、毎月29日にサービスを行う協賛店の普及、交流人口の増加など
（２）課題
点的取組から線的取組への移行、広域的な観光振興など
５ 平成21年度以降の協議会の方向性
広域連携によって事業効果が高まる観光振興と情報発信に特化した取組を推進する。
現在隔年交代で両県が担当している事務局について、市町へ移行する検討を行う。