1 要求内容
セミナー開催【新規 310千円(うち標準事務費202千円)】
(1)目的
中部の地域資源の付加価値化等への取り組みの元となる『素材(活性化・連携シーズ)』を発掘し、中部地区産学金官連携推進連絡会(以下「連絡会」)での支援に繋げる。
(2)主催
(3)参集 中部管内農商工関連業者
(4)内容
@講演 「売れる地域ブランド商品(仮題)」(講師:地域ブランド商品展開実践者)
A事例発表(中部管内の取り組み事例発表)
B交流会
(5)経費 講師招聘費108千円(特別旅費76千円、報償費32千円)
標準事務費202千円
2 背景・課題
○中部地区においては、地域資源・産物の付加価値化及び新産業展開のための情報交換やビジネスマッチングなど6次産業化の取り組みを行うことによって、地域産業の活性化を図るため、産学金官連携を推進する連絡会をH20年1月に発足させて各種の活動を行っている。
○発足以降、少しずつ成果は出てきているが、地域経済情勢はますます減退していく状況にある中においては、活性化・連携シーズの発掘をいかに行うかなどまだ十分とは言えず、こうした取り組みを加速させることが必要である。
[20年度の主な取組み成果]
・加工品の開発(生産者と加工業者のマッチング支援)
・一次産品の販路拡大(農業生産法人の生産物の新しい販路開拓支援)
・加工場の確保(県内加工場の確保要望と加工場の遊休期間の利用提供要望のマッチング支援)
・出前技術相談会の開催(鳥取大学・産業振興機構などによる企業への具体的な相談対応支援)
○各参画機関でも支援事業を実施しているが、県(総合事務所)としても一定の役割を果たすため、中部管内において当連絡会の存在をアピールする催事(セミナー)を開催し、シーズ発掘の契機とする。
3 事業効果
○参加者間の意識の高揚に伴い情報交換が推進され、埋もれている連携シーズの発掘に繋がると同時に新商品開発などの新しい連携活動に結びつけることができる。
○当事業がマスコミなどを通じて周知されることにより、連絡会並びに主たる活動内容もアピールでき、もって認知度アップに繋がる。
○認知度が向上することにより、管内の活性化・連携シーズの情報が自ずと連絡会に集まり、スムーズに産学官金連携による支援活動を行うことができる。
[参考]
中部地区産学金官連携推進連絡会の概要
○設 立 平成20年1月30日
○構成員 全35機関
産:JA鳥取中央、大山乳業、倉吉商工会議所など
学:鳥取大学、鳥取環境大学、鳥取短期大学など
金:中部所在各金融機関、鳥取県信用保証協会
官:鳥取県、管内市町、中部ふるさと広域連合など
○活動状況
総会:1月30日(設立総会)、9月26日
事務局会議:2月28日、4月28日、8月11日
ワーキングの会:
・農産物加工マッチングWG
・学校給食地産地消推進WG
・商工分野情報交換WG