次世代を担う子どもたちを対象に、「総合的な学習」に景観まちづくり学習を取り入れてもらい、自分たちのまち・むらの景観に関心を持ち、考えてもらうことで、景観に対する意識の向上を図る。
【事業内容】
○景観まちづくり学習の実施
(1) 景観まちづくり学習研究会により学習の内容・進め方を検討し、学習副読本を作成
・委員6人(小学校教諭2人、まちづくりコンシェルジュ3人、教育委員会職員1人)
・ アドバイザー1人(大学教授)
・ 年3回開催
(2) 県内小学校でモデル的に景観まちづくり学習を実施
・実施数 1か所(県内小学校1校をモデル校とする)
・学習のテーマと進め方(例)
【テーマ 】 自分のまちの「大切な景観」カルタをつくろう
【進め方】 総合的な学習として景観まちづくり学習
手 順 | 内 容 (例) |
1 学習のオリエンテーション | ・学習内容・スケジュール等の確認
・グループ編成 |
2 まちに関心を持つ | (例) 自分のまちの中で「大切な景観」の場所を事前に調べる。 |
3 まちを調べる | (例) 自分のまちに出て「大切な景観」の写真を取る |
4 まちを考え、気づく | (例) 取った写真について人気投票をし、人気のあったものについて理由を考え、気付く。 |
5 成果を表現する | (例) 人気のあった景観について、その理由も併せて、カルタをつくり、学習発表会で発表し、表現をする。 |
(3) 小学校での学習実施の結果から、学習の内容・進め方や副読本を検証
(4) 多くの小学校で学習を実施してもらうよう働きかけていく