1 事業内容
「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」施行後、意識啓発と巡視活動を行い、条例趣旨と砂丘の魅力を伝え、鳥取砂丘の保全と再生、適切な利用の推進を図る。
2 所要経費
(1)砂丘ガイドサポーターによる砂丘条例の趣旨の意識啓発
<復活要求額:382千円>
ア 鳥取砂丘のガイドを通じた意識啓発
砂丘レンジャーによる鳥取砂丘におけるガイド(自然解説、砂丘の価値等)等を通じて、砂丘条例の趣旨の砂丘利用者への意識啓発を図ることとしている。
イ 砂丘ガイドサポーターの必要性
砂丘レンジャーだけでは、繁忙期の団体客等への対応は困難であるため、「砂丘ガイドサポーター」を活用し、よりきめ細かい意識啓発を実施する必要がある。
また、団体等のガイド予約に対応し、予め設定された日にガイドを行う必要があり、鳥取砂丘に精通した者による責任ある意識啓発を継続的に行う必要もあることから、ボランティアとしての対応は困難である。
(2)鳥取砂丘ジオ学習会に係る意識啓発
<追加要求額:786千円>
地質を中心とした鳥取砂丘の特徴を認識することによりその価値を再発見し、ジオパークにおける鳥取砂丘の価値を理解するため、以下のとおり鳥取砂丘ジオ学習会を開催する。地域住民を対象とした学習会、観察会等の環境学習(体験型学習)を開催することにより、多くの人が鳥取砂丘の価値を知ることになる。この取組みを通じて鳥取砂丘の保全と再生に対する意識啓発を図るものである。
〔鳥取砂丘ジオ学習会の概要〕
ア 開催時期 原則、春〜秋季(5〜10月)の間、毎月定例的に開催
イ 学習内容 子ども向け、大人向けの2パターンで、座学と現地見学会(スリバチ、新砂丘と古砂丘が分かる地層、火山灰露頭地等の地質的に重要なポイント)で構成。
ウ 参加予定人数 20〜30人
(3)パネル展示による意識啓発 <追加要求額:404千円>
ア 砂丘条例の趣旨を伝える。
条例の趣旨を伝え、砂丘を守り育てる意識を啓発するため、パネル展示を行う。
@ 展示場所 鳥取県砂丘事務所
A 展示枚数 5枚
イ ジオパークの意義及び鳥取砂丘の魅力を伝える。
文化観光局と連携しながら、ジオパークの意義と鳥取砂丘の価値を伝えるため、休憩所等周辺施設を活用しながら、パネル展示を行う。
@ 展示場所 休憩所(鳥取県砂丘事務所横)
A 展示枚数 15枚
(単位:千円)
項 目 | 課長
要求 | 課長
査定 | 差引 | 復活
追加 | 備 考 |
砂丘レンジャー | 4,835 | 4,646 | ▲189 | − | |
砂丘ガイドサポーター | 382 | 0 | ▲382 | 382 | 復活要求 |
砂丘事務所 | 1,662 | 1,644 | ▲18 | − | |
意識啓発(追加) | − | − | − | 1,190 | 追加要求 |
その他 | 1,593 | 枠内
実施 | ▲1,593 | − | 別途調整要求 |
合 計 | 8,472 | 6,290 | ▲2,182 | 1,572 | |
3 財政課長査定結果
○ 砂丘ガイドサポーターは自然保護ボランティア制度などを活用して下さい。