(1)境港から東海、ウラジオストクを結ぶ定期貨客船が2月に就航予定。
(2)就航後の境港への安定した寄港のためには新規航路の優位性である「短いリードタイム」と「定時運航」を生かした生鮮輸送商材等境港で荷役を行う貨物を早い段階で確保する必要がある。
(3)海外との取引ノウハウが少ない境港周辺地域では、専門知識を有する企業との連携により、海外展開ビジネスサポートが可能な体制整備が不可欠。
(4)鳥取県産業振興機構を通じて助成している海外チャレンジ補助金は、海外での展示会参加など一時的なイベントへの助成が中心であり、商材開拓に向けた継続的な取組に対する支援が必要。
(5)中古車輸出はロシア側で輸入規制の強化が進められているものの、現状で日露貿易全体の3/4を占め、日本製自動車は依然として海外の消費者にとって魅力的な商材の一つであり、境港からの輸出が可能な体制を模索する必要がある。