県外企業への営業活動を行うため、県主催による利用促進懇談会を各地域で開催するとともに、境港に関係企業を招き貨客船利用の現状を視察いただくためのツアー受入れを行う。
@環日本海圏航路利用促進懇談会の開催
○開催予定地 広島市(広島・山口)、岡山市(岡山・四国)、福岡(九州)、大阪市(近畿圏)
○開催回数 各地域1回
○参加対象 各民間企業(メーカー、商社、物流企業 など)
○規 摸 1回あたり参加者100名程度
○内 容
あいさつ、貨客船航路の概要説明、ミニ講演会、懇談会(名刺交換、ミニ商談、食事会)
○所要経費 計 6,445千円
会場使用料、食糧費(懇談会経費)、役務費(通信運搬費)、需用費(資料印刷費、土産代など)、報償費、特別旅費(講演講師への謝礼)
A境港視察ツアーの開催
○開催場所 境港(貨客船・コンテナ船寄港バース、旅客ターミナル)
○開催回数 年3回
○参加対象 県外各企業、経済団体など(例:関西経済連合会、中国経済連合会など)
○規 摸 1回あたり参加者30名程度
○内 容
貨客船航路の概要説明と船内紹介、港湾視察、懇談会(名刺交換、ミニ商談、食事会)
○所要経費 計 1,680千円
使用料(懇談会会場費、県内移動用バス借上代)、食糧費(懇談会経費)、役務費(通信運搬費)、需用費(資料印刷費、土産代など)
○運航会社と知事が面談(1月16日)を行い、当面の就航計画に目途(2月に試験運航・4月から正式運航)が付き、運航開始が確実となったことから、次の段階として、具体の営業活動を本格化させることが必要。
○今後は、国土交通省が実施中の「北東アジアゲートウェイ調査」などを通じて、中国地方の各企業の国際物流に関するニーズの把握が可能となることや、県幹部らによる近畿圏での活動などを通じ、関西経済界へ貨客船航路の認知度が高まることも期待される。
○一方、既に要求している「環日本海圏航路促進事業」においては、海外での販路開拓を中心にした事業内容としていることから、これに加え、国内での営業活動をより強化するため、国内対策として当該事業を追加要求するもの。