梨新品種導入促進モデル事業

（当モデル事業によって一定規模の新品種導入を支援し、その成果を今後の県下全体への普及につなげていく。）

（琴浦町をモデル地区とした理由）
　・湯梨浜町と並んで県内第２位の産地であること
　・チャレンジプランに取り組むなど梨産地再生に努力しており、新品　種の導入に強い意欲があること
　・団地造成を行ない、Ｉターン就農を積極的に受入れることで、意欲
　ある後継者が育ってきていること
　・過去に積極的に改植・造成に取組んでいる地域で、生産基盤が
　しっかりしている
　・新品種導入に対して、町、農協及び生産部の支援体制がしっかり
　していること

　【概要】
　（１）対象者　　　 ：　1団地当たり５ａ以上の新品種を導入した梨生産　　　　　　　　　　　　　農家
　（２）事業主体（補助事業者） 琴浦町
　　　
　（３）対象品種　　：県育成新品種「なつひめ」「新甘泉」
　　　 　　　　　　：鳥大育成新品種
　　　　　　　　　　　　「TH−9」「THA−1」「THA−3」「THD−7」
※　品種登録申請の段階で対象
　（４）事業費　 　 ：　１２，０００千円（３００千円／１０a×４ha）
　（５）補助率　　　：市町村が２／３を下らない率で補助する場合、補　　　　　　　　　　　助に要する経費の１／２を補助する。ただし、補助　　　　　　　　　　　対象経費の１／３の以内とする
　　　　　　　　　　　　（負担割合　：県１/３　町１/３　ＪＡ１/３）
　（６）事業期間　　：Ｈ２１〜２３（目標　８ｈａ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 単位：千円

年　度	21年	22年	23年	合計
交付金額	12,000	6,000	6,000	24,000
県負担(1/3)	4,000	2,000	2,000	8,000

　（査定条件）
　　　　新品種の導入時に一定の経営リスクが伴うことは、他地
　　　域及び他品目においても同様であることを考慮すると、当該
　　　案件に対して補助を行う必要性は低い。