(1)県有47施設に「J-ALERT専用小型受信機」を設置し、館内放送で利用者に緊急地震速報、国民保護に関する警報を伝える。
(2)緊急地震速報の周知・広報と対応マニュアル作成支援。
床面積1,000平方メートル以上の建築物106施設(※)について、平成20年度から3年間で整備する。
※ 前年度は、耐震改修促進法で耐震診断・改修を行うこととされている3階建て以上、1,000平方メートル以上の建築物78施設を対象に検討したが、2階建て以下の施設についても、利用者の生命を守るための緊急地震速報を知らせる必要性は変わらないため、見直した。(追加施設:とっとり花回廊、総合療育センターなど)
このうち、不特定かつ多数の者が利用する施設及び災害時要援護者が利用する施設を優先して整備する。
・ J−ALERT(全国瞬時警報システム)は、住民の安全にかかわる時間的猶予のない情報を、人工衛星経由で消防庁から全国一斉に知らせるシステム。
・ 緊急地震速報のほかに、津波予報、気象警報・注意報、国民保護に関する緊急情報も配信される。
・ 市町村役場で受信し、防災行政無線と連動させて住民の方へお知らせすることが第一の目的。
・ 平成20年度から、地方公共団体の各施設で直接受信することが可能となった。