1 要求概要
震度ネットワーク整備に対して、6月補正により34箇所の震度計更新を要求したところであるが、それ以後、国の方針が示され、国の交付金(10/10)の限度額が次のとおり定められたことから、震度計の配置箇所数を39箇所に増やして増額補正を行う。
また、総合評価方式による発注を行うため、審査委員会の開催に要する経費を補正するもの。
2 必要経費
1 工事費 20,856千円
2 工事監理委託費 458千円
3 工事設計委託費 1,219千円
4 事務雑費 6,342千円
合 計 28,875千円
3 整備方針
平成21年4月8日付消防庁通知の「地方公共団体が設置する震度計の具体的な配置基準について」に基づき整備を行う。
(1)震度観測点・・・大合併前の市町村ごとに少なくとも1箇所
<配置箇所数を39箇所に増やす理由>
防災科学研究所・気象台からデータの提供を受ける予定であった岩美町など5箇所については、データの送信ルートが二重化されていないこと及びデータ受信のダイヤルアップによる遅延(20秒程度)が生じることから、迅速な防災対策の支障となるため、国の交付金(10/10)を活用し県で震度計を設置するとともに鳥取情報ハイウェイ及び携帯電話網等の二重化による迅速・確実なデータ伝送ルートを整備する。
これによって、全ての旧市町村の震度が県自前の震度計で観測できることとなり、より迅速、的確な災害対策に資することとなる。
○整備内容
| 現状 | 6月補正 | 9月補正 |
県設置
震度計 | 34箇所 | 34箇所更新 | 5箇所新設 |
その他 | | サーバー更新 | 10箇所
表示装置追加 |
必要経費
(千円) | | 197,625 | 28,875 |
- 気象庁設置・・・6箇所
- 防災科学技術研究所・・・9箇所
鳥取県内の震度計現状
4 整備スケジュール