1 財政課長査定結果
県知事賞の内容について、関係者とよく相談してください。
2 復活要求の理由
県知事賞については、優秀な研究を行った者の栄誉を称えるとともに、今後の専門的な研究活動に役立てていただくため授与しているものであり、予算計上して学会を盛り上げることとしたい。
3 復活要求額
研究発表会県知事賞(報償費) 100千円
4 事業内容
鳥取県福祉研究学会が行う講演会、研究発表会等の事業に要する経費を支援するもの。
(参考)<第1回研究発表会(H19年度)受賞研究発表>
区分 | 分野 | テーマ |
県知事賞 | 障害児・者福祉 | 安心と豊かさを創るということ〜聴覚障害があっても、話したい!知りたい! 〜高齢聴覚障害者生きがい対策事業取り組みより |
学会奨励賞 | 高齢者福祉 | 高齢者施設における栄養管理 〜多職種で取り組んでいる栄養サポートチームについて〜 |
児童福祉 | 子どものやりたい気持ちを大切に 〜倉吉東学童クラブの取り組み〜 |
地域福祉 | 中山間地での災害と地域交流活動 |
その他領域 | 地域福祉権利擁護事業(日常生活自立支援事業)の実施状況 〜鳥取県における集計データの分析から〜 |
5 背景
福祉研究学会は19年度に設立され、活動開始後間もないため、県として専門的な福祉研究を奨励し、福祉サービスの発展向上に向けた取り組みを積極的に支援する必要がある。
(参考)
現在、社会福祉施策が始まって以来60余年が経過し、近年の急速な少子・高齢化という社会構造の大きな転換期を迎えた今、社会福祉のあり方を考える機運が高まっているが、福祉現場においては、団塊の世代の大量の現役引退も訪れることが予想され、せっかく培った貴重なノウハウをいかに世代継承していくのかも大きな課題となっていることから、福祉に関わる者が広く連携して学会を設立することにより、これからの福祉のあり方を研究・研鑽し、お互いの資質の向上を図ることを目的として、県、県社会福祉協議会、鳥取大学、鳥取短期大学の4者による意見交換会等を開催し検討を行った結果、本学会の設立に至った。
6 学会概要
(1)事業概要
民間・学術・行政機関の福祉関係者から広く会員を募り、その成果やノウハウを共有するため、総会、講演会、研究発表会を開催する。
(2)事務局
鳥取県社会福祉協議会
(3)運営財源について
参加費制による会費と県補助金により運営