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平成21年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障害者自立支援事業費
事業名:

障害者自立支援対策臨時特例基金特別対策事業費

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福祉保健部 障害福祉課 自立支援室  

電話番号:0857-26-7866  E-mail:shougaifukushi@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
21年度当初予算額(最終) 310,146千円 14,085千円 324,231千円 1.7人 0.0人 0.0人
21年度予算要求額 310,146千円 14,085千円 324,231千円 1.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:310,146千円    財源:基金他  (要求額の内訳)  追加:310,146千円

部長査定:計上   計上額:310,146千円

事業内容

1.事業の概要

障害者自立支援法の円滑な定着のため、国10/10出資により各県に造成された基金を取り崩しながら、H19〜20年度に各種事業を実施したが、目下の厳しい経済状況や事業所の新法への移行状況が全国的に低調であることから、基金を23年度まで延長されることとなり、20年度2月補正にて基金増額要求を行ったところ。

    この基金を財源にして各種事業を行う。
    また、基金運用益を基金に再度積立て事業実施の財源とする。
    なお、24年度末に生じた残金は国庫に返納する。

2.事業の目的

障害者自立支援法の施行に伴う事業者に対する運営の安定化を図る措置、新法への移行のための円滑な実施を図る措置を図り、障害児・者が自立した日常生活又は社会生活を営むことが出来るよう支援する。
(人材確保事業については福祉保健課にて要求)

3.事業説明

1 事業実施予算
※各事業の補助単価については現在のところまだ示されていない。このため20年度の単価を用いて暫定的に算出、若しくは20年度予算を当てはめている。
 なお、事業番号が欠けている事業については、既に別事業で要求している事業と、今後市町村や事業者等が作成する平成21〜23年度の3ヵ年分の事業計画を踏まえて補正要求する新規事業分である。
(1)事業運営円滑化事業 13,500千円

旧法支援施設及び旧体系からの移行施設に対して、日払い方式導入に伴い、施設収入の従前額保障を90%を限度として実施する。(財源:基金1/2、県1/4、市町村1/4) 事業主体:市町村

算出根拠:20年度の助成実績を基に算出

(2)通所サービス等利用促進事業 28,685千円

送迎サービスを実施する日中活動サービス事業所、通所施設に対して、サービス提供に係る経費を助成する。

(財源:基金1/2、県1/4、市町村1/4) 事業主体:市町村

算出根拠:1事業所あたり3,000千円以下

        (20年度交付申請を基に算出)
(新)(3)〜(5)
新事業移行促進事業 他 7,925千円

特定旧法指定施設が新体系事業所等へ移行した月において、当該月の利用者に応じて、事業所等に助成する。

(実施要綱が固まっていない新規メニュー事業に対応する経費)

(財源:基金1/2、県1/4、市町村1/4) 事業主体:市町村

算出基礎:厚労省内示額から算出

(6)小規模作業所緊急支援事業 9,900千円

新事業体系へ直ちに移行が困難な小規模作業所に対し、移行計画の策定を条件に定額を助成する。

(財源:基金10/10) 事業主体:県

算出基礎:1,100千円×対象事業所9ヵ所

(9)障害者地域移行体制強化事業 13,714千円

(新)入所施設からの地域移行支援事業、精神障害者の退院促進事業等のため、重度訪問介護事業所の運営安定化、訪問指導体制整備やグループホーム設置に要する初年度経費の助成を行い、障害者の地域移行への環境整備を行う。

(財源:基金10/10) 事業主体:県・市町村

算出基礎:グループホーム設置経費補助

        入居者1名あたり133千円×16名(20年度の計画)
        ケアホーム重度障害者支援体制強化補助
        (1) 区分6  10人×1,000円/日×365日
        (2) 区分5  10人×  820円/日×365日
        (3) 区分4  20人×  650円/日×365日

(10)一般就労移行等促進事業 13,000千円

就労支援等のため、関係機関のネットワーク化事業や、就労支援のための実習受入企業の開拓事業、(新)A型への移行助成、(新)目標工賃達成助成等の事業を総合的に行う。

(財源:基金10/10) 事業主体:県

算出基礎:実習受入企業の改修 5,000千円×2ヵ所

        ネットワーク化 1,000千円×3圏域
(11)小規模作業所移行促進事業 4,400千円

利用者が少なく、人数要件に満たない小規模作業所の新体系への移行を支援するため、複数の作業所を円滑に統合するための会議の開催や、統合するために必要なコーディネーターの派遣を行う。

(財源:基金10/10) 事業主体:県

算出基礎:20年度事業予算を流用

        コーディネーター人件費3名分 3,200千円
        意見交換会等経費 1,140千円
(13)障害児を育てる地域の支援体制整備事業 13,500千円

障害児の支援が円滑に行われるよう、障害児を持つ親同士の交流の場等の整備を行う。

(財源:基金10/10) 事業主体:県

算出基礎:1圏域4,500千円×3圏域

(14)障害者自立支援法改正施行円滑化特別支援事業
 35,511千円

法の施行に伴い、緊急的に必要となる制度改正の周知徹底やシステム改修経費等に対する助成を行う。

(財源:基金10/10) 事業主体:県・市町村

算出基礎:20年度の各市町村希望金額で算出

        人口10万人以上:3,000千円
        3万〜10万人未満:1,800千円
        5千〜3万人未満:1,200千円
        5千人未満:600千円
(15)経過措置児童デイサービスにおける個別支援助成事業
 3,000千円

就学前児童の受け入れが少ない児童デイサービス事業所であっても、定められた職員配置を越えて職員を加配し、児童の個別支援を積極的に取り組んでいる事業所に対し助成する。

(財源:基金10/10) 事業主体:市町村

算出基礎:1事業所1,500千円×2ヵ所

(16)相談支援充実・強化事業 32,300千円

自宅に引きこもっている障害者等に対して、地域における障害福祉施策に関する情報をきめ細かく周知するための事業にかかる経費。

(財源:基金10/10) 事業主体:市町村

算出基礎:1市町村1,700千円×19市町村

(17)地域における施設の拠点機能に着目した事業者支援事業
 4,500千円

施設が地域の拠点機能として、障害者に対する地域住民の理解や支援力を高め、地域の売れ入れ体制の整備を図るための取り組みに対して助成する。

(財源:基金10/10) 事業主体:県

算出基礎:1圏域1,500千円×3圏域

(20)その他法施行に伴い緊急に必要な事業 33,575千円

法施行に伴い生じる緊急に必要な事業や制度移行期に係る事業コストの増加に対する支援、筋ジス者の激変緩和、オストメイト対応トイレの整備、視覚障害者等のための自治体窓口における情報支援機器等の整備、(新)障害者スポーツ振興等を促進する事業に助成する。

(財源:基金10/10他) 事業主体:県市町村

算出基礎:事業所コスト対策 30千円×60事業所

        筋ジス患者負担軽減 20年度の実績見込み
        オストメイト対応トイレ整備 500千円×16ヵ所
        視覚障害者等情報支援 1,000千円×19市町村
        移動支援従事者資質向上事業 20年度実績

○新規メニュー事業実施対策費 88,397千円

現時点では実施要綱が固まっていない新規メニュー事業に対応するための機動的経費

(財源:基金10/10) 事業主体:県・市町村

2 事業外の予算
○障害者自立支援臨時特例基金利息積立金 8,239千円
基金を運用した結果発生した利息を、基金に再度積み立てるための予算。利息については事業費として活用する。

4.事業の内訳

事業項目名・事業名
事業費(千円)
財源内訳
1.事業者に対する運営安定化措置
(1)事業運営円滑化事業
13,500
基金1/2
県・市町村1/4
(2)通所サービス等利用促進事業
28,685
基金1/2
県・市町村1/4
(3)(新)新事業移行促進事業 他
7,925
基金1/2
県・市町村1/4
2.新法移行等への円滑な実施措置
(6)小規模作業所緊急支援事業
9,900
基金10/10
(9)障害者地域移行体制強化事業
13,714
基金10/10
(10)一般就労移行等促進事業
13,000
基金10/10
(11)小規模作業所移行促進事業
4,400
基金10/10
(13)障害児を育てる地域の支援体制整備事業
13,500
基金10/10
(14)障害者自立支援法改正施行円滑化特別支援事業
35,511
基金10/10
(15)経過措置児童デイサービスにおける個別支援助成事業
3,000
基金10/10
(16)相談支援充実・強化事業
32,300
基金10/10
(17)地域における施設の拠点機能に着目した事業者支援事業
4,500
基金10/10
(20)その他法施行に伴い緊急に必要な事業
33,575
基金10/10他
○新規メニュー事業実施対策費
88,397
基金10/10
301,907
内、基金283,903
   県費 18,004
基金運用益(基金に再積立する)
8,239
事業予算合計
310,146

5.鳥取県の状況

基盤整備事業等についてはH19〜H20年度において38事業所・施設に補助を行い、内21事業所が今年度中に新体系に移行若しくは移行予定となっているが、依然移行出来る体制となっていない事業所も多い。
 臨時特例基金が延長されるので、これを活用し基盤整備事業、新体系移行促進事業等を予算化し、着実な移行促進と事業所運営の安定化を図る。
 また、障害者の地域移行を促進するための事業や就労の促進についても着実な事業実施を図る。

6.基金の概要


○21年度要求額の内、基金充当予定額(単位:千円)
造   成   額
1,000,000
造 成 時 期
平成21年3月
(平成20年度予算措置)
21年度要求額のうち、基金充当額当事業予算要求額
283,903
別事業要求額
168,045
障害福祉課 計
451,948
福祉保健課 計
27,389
合  計
479,337

○その他
 平成24年度末までの期間限定の基金であり、平成24年度末に基金残額がある場合は、そのすべてを国庫に返還することが義務づけられている。
 なお、平成18年度に造成された基金については、利息を含めて20年度で全額執行予定。
 【国の交付金内示内訳】
                               (単位:千円)
事業の種類
鳥取県配分見込額
事業者に対する運営の安定化等を図る措置
127,715 
新法への移行等のための円滑な実施を図る措置
687,310 
障害福祉課分 小計
815,025 
福祉・介護人材の緊急的な確保を図る措置
184,975 
福祉保健課分 小計
184,975 
合        計
1,000,000 


○H21〜H23年度の基金配分計画額(単位:千円)

合計
21年度
22年度
23年度
事業運営安定化分(1)
127,715
54,622
38,031
35,062
新法移行円滑化分(2)
687,310
397,326
171,828
118,156
障害福祉課分 小計(1)+(2)=(A)
815,025
451,948
209,859
153,218
人材確保分
福祉保健課(B)
184,975
27,389
78,793
78,793
合 計
=(A)+(B)
1,000,000
479,337
288,652
232,011


財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 310,146 0 0 0 0 0 8,239 283,903 18,004
保留・復活・追加 要求額 310,146 0 0 0 0 0 8,239 283,903 18,004
要求総額 310,146 0 0 0 0 0 8,239 283,903 18,004

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 310,146 0 0 0 0 0 8,239 283,903 18,004
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0