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平成21年度予算
9月補正予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:予防費
事業名:

新型インフルエンザ対策事業

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福祉保健部 健康政策課 疾病・感染症対策担当  

電話番号:0857-26-7153  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 59,227千円 4,143千円 63,370千円 0.5人
補正要求額 113,000千円 4,143千円 117,143千円 0.5人
172,227千円 8,286千円 180,513千円 1.0人

事業費

要求額:113,000千円    財源:   追加:113,000千円

知事査定:計上   計上額:53,000千円

事業内容

1 事業内容

(1)プレハブ仮設診療施設(専用待合室等を含む)の設置支援

     外来協力医療機関のうち病院における発熱患者等に対する仮設診療施設(専用待合室を含む)の設置にかかる初期経費(建物設置、養生、給水、電気工事等)を支援する。
     ※設置後のリース料及び撤去費は病院負担

    事業費 : 25,000千円
         (県10/10:1医療機関あたり上限 2,500千円×10施設)
     
    【支援の考え方】
    ア 設置期間は、新型インフルエンザワクチン接種が行き渡り、重症化リスクの高い者に対して、通常のインフルエンザと同様の対応が可能と設置医療機関が判断するまでの間とする。
        
    イ 設置後のリース料及び撤去費は、各医療機関での負担とする。(一時的な設置費用については、通常の診療報酬での対応は困難。また、撤去費用については、設置した医療機関の判断で、時期を柔軟に対応できるよう、支援の枠から除外。)

    ウ 支援対象医療機関を「病院」としたのは、恒常的に相当数の重症化リスクの高い患者が通院しており、新型インフルエンザ罹患による重症化リスクが高い者とインフルエンザ様症状の患者を分離して診療行為を行うことで、感染リスクが低減できると考えたことによる。
(2)移動式人工透析機の配備への支援
     腎透析患者が新型インフルエンザに罹患した場合、重症化リスクの高い罹患していない透析患者との接触を極力避けるため、他の病室において透析可能にできるよう、必要となる移動式人工透析機を追加配備する。
     事業費 : 73,000千円
            (県:10/10(10医療機関分)
    重症患者用 1台あたり上限 3,500千円×8台
               中症患者用 1台あたり上限 5,000千円×9台)

(3)入院・外来協力医療機関の追加支援(国庫補助(国1/2県1/2))
     入院・外来協力医療機関(一般医療機関)が行う新型インフルエンザの院内感染等対策について、追加で国庫補助事業の対象となる見込みであることに伴い、追加で支援する。

    区  分
    整備内容
    新型インフルエンザ患者入院医療機関【施設整備】
    5,000千円
    ×2医療機関
    10,000千円 
    感染症外来協力医療機関【設備整備】
    1,000千円
    ×5医療機関
     5,000千円 
      10,000千円
    15,000千円 

2 目 的

 恒常的に相当数の患者が通院する「新型インフルエンザ外来協力医療機関(病院)」で、新型インフルエンザ罹患による重症化リスクが高い通院者とインフルエンザ様症状の患者を、プレハブ等によるインフルエンザ様患者専用診療施設(専用待合室等を含む)を設けることによって、分離して、診療行為を行うことでリスク低減を図る。

 また、万が一、腎透析患者が新型インフルエンザに罹患した際に備え、移動人工透析機を追加配備し、通常の透析スペース以外の場所での透析を可能とすることにより、重症化リスクの高い罹患していない透析患者の罹患リスクを低減する。

3 背 景

 今回の新型インフルエンザは弱毒だが感染力が強く、県内でも集団感染が発生している。また、重症化しやすい持病のある方への感染により、8月15日から21日までに全国で3人の死亡が確認されている。
 
集団発生 全国 1,739件(8/19現在)
       鳥取    14件(8/21現在)
8/10〜16に受診した患者数
 全国推計11万人

*秋以降はさらなる患者数の増加が見込まれており、
(1)仮設診療施設(専用待合室を含む)の設置により、重症化しやすい患者と発熱等のある患者との接触を極力避けることが可能となり、有効なリスク低減策になる。(西部管内の医療機関から具体的要望あり)
(2)移動式人工透析機の配備により、通常の透析スペース以外での腎透析が可能となり、重症化リスクの高い方の有効なリスク低減策になる。(中部から具体的要望あり)


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 59,227 77,333 0 0 0 0 0 0 -18,106
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 113,000 7,500 0 0 0 0 0 0 105,500
保留・復活・追加 要求額 113,000 7,500 0 0 0 0 0 0 105,500
要求総額 172,227 84,833 0 0 0 0 0 0 87,394

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 53,000 45,500 0 0 0 0 0 0 7,500
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0