1 目的
校庭等の芝生化には屋外活動の推進、子どもの情緒安定などの様々な効果がある。
- しかしながら従来、芝生は高価で管理が難しく、気軽に立ち入りができて親しめるというイメージでとらえられてこなかった。
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- 現在、鳥取方式の芝生化として、場所に応じて最適の芝生(洋芝・和芝)を選択、併せて、住民(関係者)も参加しながら最も効果的・効率的な維持管理を実施する取り組みが進んでいる。
- このため、鳥取方式を考案したNPO法人グリーンスポーツ鳥取(GST)と連携し、鳥取方式の芝生化に県として積極的に取り組み、鳥取方式の発祥の地にふさわしい芝生化先進県を目指す。
□GSTのホームページ・・・
2 概要
子どもが自由に運動したり、遊んだりする小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の校庭、幼稚園・保育園の園庭、広場(公園、空き地も含む)の芝生化に様々な主体と連携しながら取り組む。
3 事業内容、事業費内訳
(1) 県民への広報、情報発信・・・・・・・・・・・・・・【3,664千円】
鳥取方式の芝生化を考えるシンポジウムの開催
- 時期、場所:本年度中、西部地区を想定
- パネリスト:県内での取り組み者、県外有識者 (日本サッカー協会川淵名誉顧問等を想定)
- 鳥取方式発祥の地の県として国内外にアピールの場とする。
| 1,000 |
鳥取方式の芝生化パンフレット及びDVDの作成
- 鳥取方式の芝生化事例、芝生化のノウハウを掲載した簡易なパンフレットと解説DVDを作成、各種シンポジウムや学習会等で活用。
| 2,664 |
(2) 市町村への広報、支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【100千円】
市町村・市町村教育委員会教育関係者対象のセミナー付き現地見学会の開催 | 100 |
教育委員会主催市町村教育長会議でのビデオ教材による研修、既存支援制度の説明など |
(3) 県立学校、県施設関係者の理解の促進・・・・・【100千円】
県立学校長会議でのビデオ教材による研修、既存支援制度の説明など | 100 |
県立学校関係者、他の県立施設関係者を対象とした現地見学会・セミナーの開催 |
(4) 県立学校、県施設等での芝生化推進等・・・・【2,808千円】
県立学校のみならず目的に合致する県施設での芝生化に積極的に取り組み(新規施設の検討) | 2,808 |
既芝生化県施設の管理体制の充実
(指導・助言機能の強化、維持管理作業の充実・効率化) |
※委託先:GST
4 事業実施による効果
芝生化による青少年・幼児の育成へのプラスの影響(体力・安全性の向上等)、緑化意識の高揚、快適環境の創出等の効果が期待されるとともに、鳥取方式の芝生化を契機として鳥取力創造の県民運動につながっていくことを期待。