1 事業概要
鳥取砂丘こどもの国の旧施設を解体し、それにあわせ入園者の集客及び利便性の向上を目的とした施設、遊具等の再整備を行い、魅力ある子どもの遊び場、家族のふれあいの拠点を提供する。
2 背景
・昭和48年の開園当時に設置した施設について、施設及び設備の老朽化が著しいことから現在は閉鎖しているが、周辺の景観を損なうと同時に安全面も危惧されている。また、リニューアル前に整備した遊具も老朽化しているため、撤去、再整備する必要がある。
・平成12年3月のリニューアルオープンから約10年が経過し、来園者が減少しており、新たな魅力づくりが必要。
3 今回の整備内容
景観、安全性に配慮した旧施設の解体・撤去、跡地の芝生広場(運動広場)の整備及び老朽化した遊具等の再整備を行うことにより、入園者の集客、利便性の向上を図る。
<新規>
(1)わんぱくゾーン(対象:就学前の子どもから小中学生)
○芝生広場(運動広場)、遊具が配置され、幅広い年齢層の子どもが元気いっぱいに遊べるゾーン。
ア 旧施設の撤去、遊具の撤去・修繕
・旧施設・老朽化した遊具を撤去、遊具の修繕をする。
イ 芝生広場(運動広場)の整備、遊具の設置
・旧施設撤去跡地を芝生広場(運動広場)として整備するとともに、子どもが体を使って遊べる楽しい遊具を適度に設置する。
1)遊具で遊ぼうゾーン(対象者:小学校就学前〜低学年)
2)裸足で遊ぼうゾーン(対象者:小学校中学年)
3)ミニスポーツゾーン(対象者:小学校高学年〜中学生)
※芝生の維持管理費については、指定管理委託料を増額計上予定
(2)エントランスゾーン
○入園する際の集合場所となるゾーン。入園者の利便性を高めるとともに、入園への期待感が高まる整備を行うものとする。
ア 旧ゲートの撤去
イ 蒸気機関車のアスベスト撤去等及び旧ゲート跡地への移動
ウ 駐車場の整備
エ 誘導サイン、看板の設置
オ 乗務員休憩室、倉庫の設置
<参考(その他のゾーン)>
(3)まちあそびゾーン(対象:幼児から大人まで)<現状どおり>
○遊具広場、乗物広場、工房等の施設中心のメインゾーン。施設を活用していろいろな「まちあそび」ができ、遊びの夢を広げるものとする。
(4)体験ゾーン(対象:家族、団体行事等)<現状どおり>
○国立公園という豊かな自然環境の中で、バーベキュー、キャンプ、野外イベント、農園等を体験するゾーン。芝生広場(イベント広場)ではお弁当を広げ、家族や友達と一緒に楽しんだりふれあうことができる。
4 所要経費
備品購入費 2,700千円
委託料 75,874千円
工事請負費 321,426千円
合計 400,000千円
5 事業完了年月日
平成23年1月
6 部長査定結果
保留:400,000千円