1.設置の趣旨
緊プロジェクトチームの活動実績を活かすとともに発展的に再構築する形で、貿易・観光に関する情報を集約、活用を図ることのできる常設事務局化を目指すもの。貿易面ではビジネスマッチング、貨物の確保、観光面ではインバウンド、アウトバウンド対策で鳥取県にメリットが生じるよう、情報を効果的に集める仕組みを想定。
なお、将来的には当センターが民間との協働により運営されるよう、既存の貿易支援機関との統合も視野に、今後の組織体制のあり方も検討して行く。
2.概要
<設 置 等>
県庁内に置き、本年度9月補正予算後、11月より業務開始。
<機 能>
北東アジア地域の貿易及び観光の情報拠点、ビジネスマッチングセンターとしての機能を有し、県内外の企業を幅広くサポートするとともに、貨客船航路を中心とした境港の利用促進に資する活動を行う。
<主な業務>
貨客船航路の利用促進策と関連づけ、旧緊プロ業務を継承する形で、主として次の課題に取組む。
◆ベースカーゴの確保
◆韓国、ロシアの貿易、観光情報の収集、蓄積
◆ビジネスマッチングの支援、貿易相談
◆鳥取県の国際物流、貿易、観光情報の発信
◆企業、人材情報のデータバンク化、サイバー貿易に向けたシステムの構築
<組織体制>
県直営により運営。商工労働部の一組織として設置。
・県の傘下に置くことで、県の展開する施策を確実に実行。また、県の既存組織との連携も容易。
・併せて、全県的な取組として、幅広い企業の支援が可能。
・江原道、沿海地方との信頼関係が強く継続され、情報の集約の円滑化が図られる。
3.所要経費 (11月〜3月)
○人件費 3,628千円
・非常勤職員2名(県国際交流員並みの単価を想定)
報酬3,202 共済費426
○旅費 2,949千円
・普通旅費(正職員旅費) 国内749 海外2,200
○需用費 250千円
・消耗品費 250
○役務費 210千円
・固定電話、携帯電話代 210
○使用賃借料 250千円
・会議室使用料 100
・パソコン等リース料 150
○委託料 5,000千円
・データバンク、サイバー貿易に係るシステム構築 5,000
計 12,287千円