現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成21年度予算 の 総務部の【日野モデル】「日野郡の誇り・たたら」保存活用事業
平成21年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:総務費 項:総務管理費 目:総合事務所費
事業名:

【日野モデル】「日野郡の誇り・たたら」保存活用事業

将来ビジョン関連事業(楽しむ/価値実感生活)

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総務部 日野県民局 商工観光チーム観光文化自然担当  

電話番号:0859-72-2086  E-mail:h-kenminkyoku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
21年度当初予算額(最終) 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
21年度予算要求額 5,428千円 829千円 6,257千円 0.1人 2.0人 0.0人

事業費

要求額:5,428千円    財源:単県  (要求額の内訳)  追加:5,428千円

部長査定:ゼロ 

事業内容

事業内容

 現在、アナログ状態で散在・解読が進んでおらず埋もれている日野郡のたたら製鉄に関わる貴重な資料や情報を収集・解読・分類・整理するとともに、電子的に保存・公開するシステムを構築する。

     なお、事業期間を3年間とし、日野総合事務所での事務処理体制を整備するために、非常勤職員2名を新たに配置する。

      区分 平成21年度 平成22年度 平成23年度
    方向性検討
    検討委員会設置検討委員会検討委員会
    資料収集・
    データ作成
    非常勤職員配置非常勤職員配置非常勤職員配置
    資料整備・
    資料公開
    ・DBシステム構築
    ・資料公開
    情報発信・HP制作
    ・HP公開


    @検討委員会の設置(平成21年度〜23年度)

    ○有識者4名、観光関係者等2名、行政で構成
     <役割>
     ・事業の方向性等の検討、資料整備・情報発信方策の検討
     ・日野郡における「たたら製鉄」に関わる資料・情報提供、整理

    A非常勤職員の配置(平成21年度〜23年度)

    ○古文書解読のスキルを有する者1名(単価基準Tを適用)
     ・資料収集・聞取調査、古文書解読、検討委員会との調整等
    ○各種データ作成、調査補助者1名(単価基準Vを適用)
     ・テキストデータ作成、各種調査・事務補助
      
    B資料整備、資料公開(平成22年度)

    ○データベース(電子図書館)の構築(業者委託)
     ・テキストデータ化した資料・情報を分類・整理、保存、公開

    Cわかりやすい情報発信(平成23年度)

    ○ホームページの制作(業者委託)
     ・電子図書館で分類・整理したデータを加工し公開

平成21年度事業

平成21年度事業費 5,428千円


@検討委員会の設置(144千円)
 ・委員の報償費  3千円×6名×6回
 ・委員の特別旅費 1千円×6名×6回
 
A非常勤職員の配置(4,654千円)
 ・2名分の報酬 4,083千円
 ・2名分の共済費  571千円 

B事務費(630千円)
 ・旅費(非常勤職員の費用弁償)
 ・使用料及び賃借料(パソコンリース、公用車使用料)
 ・需用費(記録媒体、記憶装置、複写)

事業目的

 日野郡におけるたたら製鉄に対する地域住民の理解・認識を促進し、郷土に誇りを感じる気運・意識を醸成するとともに、民間等による活用に向けた下地作りを行う。
       ↓
 たたら製鉄の歴史・文化を活用した民間レベルでの新たな事業展開への発展
 ・地域住民によるたたらの学習会やセミナーの開催
 ・山陰文化観光圏等での連携交流事業の造成
 ・「たたら研究会」全国大会の誘致 等

背景

(1)「たたら」は日野郡の誇り
 ・日野郡一帯は、古くから日南町の「印賀鋼」など全国的に有名な玉鋼を産出し、たたら製鉄で栄えていた。
 ・鉄のことを金と読んでいたことから、日野町には金持という地名も残っている。

(2)貴重な遺産の消失への懸念
 ・日野郡のたたら製鉄は、他の地域に誇るべき貴重な歴史・文化資産であるが、住民の理解・認識は十分ではない。
 ・たたら製鉄を知る人が少なくなっていることから、郷土の誇りが消失してしまう懸念がある。

(3)遺産の活用への期待
 ・たたら製鉄を活用した観光振興・特産品開発に係る民間の意向はあるものの、たたら製鉄は専門的過ぎて難解であること、貴重な資料の整備が進んでいないこと等から活用できる状態にない。
(山陰文化観光圏においても観光素材として注目されている)

(4)貴重な資料や情報が散在
 ・一部の郷土史家等が研究されているが、資料整備には収益性がないため進んでおらず、貴重な資料や情報が散在している。

想定される効果

(1)郡民が日野郡の貴重な財産であるたたら製鉄の歴史や文化を理解・認識するとともに、郷土を誇りに感じる気運・意識の醸成と伝承が期待できる。


(2)郡外への情報発信による交流人口の増加と併せて、民間レベルによる新たな組織の設立も含めてたたら製鉄を活用した様々な事業展開が期待できる。

(3)その他 非常勤職員を2名雇用することにより、新たな雇用を創出する。


財政課処理欄


 まずは、たたらに関わる古文書勉強会を公文書館と連携して実施するなど、地元の機運を高めていくと同時に、全国への情報発信を進めていく必要があると考えます。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 5,428 0 0 0 0 0 0 24 5,404
保留・復活・追加 要求額 5,428 0 0 0 0 0 0 24 5,404
要求総額 5,428 0 0 0 0 0 0 24 5,404

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0