1 事業内容
浮魚類※を枯渇させることなく、末永く利用していくために必要となる資源量のモニタリング調査。
※浮魚類:
海の表・中層に生息する魚介類(アジ、サバ、イワシ類、クロマグロ、ブリ、スルメイカ等)
調査内容及び方法
2 必要性
○浮魚資源は周期的に大きく変動するため、生産・流通・加工業者は、その変動を事前に把握し、素早く対応しなければ経営に大きな支障を来す。
○浮魚資源を守りながら安定的に漁獲して行くためには、適正な漁獲可能量を漁業者に示す必要がある。
○クロマグロは国際的な管理対象種であり、規制内容によっては地元経済への打撃が大きいため、正確な資源情報を蓄積しておく必要がある。
○浮魚資源の変動は水産業のみならず地域経済や社会活動にとっても大きな影響を与える。
3 事業効果
○浮魚資源を末永く安定的に利用できる。
○加工原料の計画的確保が可能になる。
○水産物の安定供給が可能となる。
○地域経済の安定に貢献できる。