1 要求概要
燕趙園では、平成7年にマルチシアターを設置し、燕趙園の紹介映像を放映しているが、シアターの一部が故障し使用できなくなったため、シアターの使用を中止し、新しくモニターセットを整備する。
2 映像機器整備費
映像機器整備経費 1,684千円
(1)4面マルチ映像1画面構成編集費用(委託料)
映像取込変換費、4面マルチ→1画面構成編集費 1,029,000円
(2)モニターセット購入費用(備品購入費)
65型液晶テレビ、テレビ台、DVDプレーヤー 1セット
654,600円
3 映像機器改修の理由
(1)4面マルチシアターから1画面モニターに更新
マルチシアター修繕には 多額の費用がかかり、今後、部品の供給も困難になることから新しい1画面のモニターに更新する
現状 : マルチシアター4面のうち1面が故障し、1面の改修費が57万円であり、経年変化のため、さらに故障する可能性がある。
(2)設置場所の変更
現在、マルチシアターは、燕趙園順路の終盤(出口付近)の施設(聴雨軒)内部に設置しているが、この度、入園者が最初に映像を見ることができるよう入園口から直近の施設(夏華堂)に設置する。
また、現行マルチシアター設置施設(聴雨軒)には中国の調度品やパネル等を展示し、休憩室として活用する予定。
(3)新しい映像の提供
これまで、マルチシアター専用の映像しか放映できなかったが、今後は独自に作成した映像(燕趙園のイベント映像等)を、放映し、入園者へのサービスの向上を図る。
4 現行シアター映像の内容
(1)鳥取県・中国河北省の友好交流
両地域交流の様子、友好のシンボルとして燕趙園が建築された経緯、燕趙園の建築の様子を収納
(2)歴代皇帝の夢の世界
(3)中国のくらし・美しき中国
5 現行シアター映像の必要性
(1)来園者から「なぜ、鳥取に中国庭園があるのか。」という質
問が多数あり、鳥取県と中国河北省との友好のシンボルと
して建てられたことを知ってもらう意味で有効である。
(2)観覧前に視覚的に燕趙園や中国庭園の成り立ち等について
の情報を得ることで燕趙園をより一層楽しむことができる。