１ 事業概要
青少年の弦楽活動のすそ野の拡大を目的として、弦楽活動の初心者及び未経験者を対象に弦楽入門講座の企画・運営を行う県内３地区（東部・中部・西部）の実行委員会に支援。
項目 | 内容 |
実行委員構成 | ジュニアオーケストラ指導者、高校部活動顧問、個人指導者など |
日程 | 各地区３回程度 | 各地区ごとに、地域の実情を踏まえて企画・運営。 |
会場 | 文化施設又は学校など |
講師 | プロ演奏家、指導者 |
内容 | 初心者・未経験者を対象に、講師が技術指導を
行う。 |
対象経費 | 謝礼、旅費、消耗品費、印刷製本費、通信運搬 費、使用料等 |
限度額 | ９０６千円／地区（補助率：10/10） |
２ 事業費
○青少年のための弦楽入門講座開催支援事業補助金
補助金 ２，７１８千円（９０６千円×３地区）
３ 背景
【本県の弦楽活動の現状】
弦楽器は、オーケストラ等の舞台芸術に欠かせないものであるにもかかわらず、活動者が少なく、また青少年の育成を行うジュニアオーケストラや高校の弦楽部も数、活動者ともに少ない。
【活動者数】
区分 | 平成18年度 | 平成19年度 | 平成20年度 |
| 吹奏楽 | 約3，500人 | 約3,000人 | 約3,000人 |
| オーケストラ | 約190人 | 約150人 | 約150人 |
【高等学校の部活動の状況】
区分 | 平成18年度 | 平成19年度 | 平成20年度 |
| 吹奏楽 | 21校 約720人 | 21校 約800人 | 25校 約840人 |
| 管弦楽 | 4校 約100人 | 3校 約80人 | 3校 約110人 |
４ 期待する効果
■弦楽器の未経験者や初心者を対象に、弦楽器の魅力を伝え、また技術的サポート（クリニック）をすることで活動人口の増加につなげ、すそ野の拡大を図る。
■未経験者や保護者を対象に、弦楽器の魅力を知ってもらうワークショップなどを開催することにより、鑑賞者の育成、活動開始のきっかけづくり、支援体制の充実などの波及効果をねらう。