1 目的
マスメディア等を活用し、具体的な素材を県外へ発信することを通じて、本県のブランドイメージの向上を図る。
2 事業内容
(1)概要
観光入込客の増加、県外における県産品の消費拡大、県外企業の県内進出、県外貨客による県内空港・港湾の利用促進、県外からの移住定住の促進など、県外へ打って出る施策の実施に当たって、必要な情報発信を実施する。
(2)基本的な考え方
ア 債務負担行為の設定
半年から四半期前には企画が決定するテレビ・ラジオ番組・雑誌記事等の制作スケジュールに合わせ、有利に放送時間枠・掲載枠を確保するには、債務負担行為の活用による早期着手が必要。
特に、平成22年度は、春の鳥取自動車道の開通、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の放送開始を好機とし、平成21年度中に企画・内容等を調整の上、年度当初から円滑に情報発信。
また、契約に当たっては、年度当初のみの単発ではなく年間を通じた放送時間枠・掲載枠の確保によって、スケールメリットによる経費節減をも企図し、これを来年度の基幹的な情報発信と位置づける。
〈スケジュール〉
12月 県議会で予算案議決
1月 業者選定、放送時間枠・掲載枠の調整
2月 業者決定、契約
※4月以降年間の放送時間枠・掲載枠の確定
4月 放送・掲載開始
イ 「連携」の重視(庁内・地方機関との情報共有)
素材となり得る情報を取りこぼしなく収集し、組み合わせて発信するとともに、相互に情報共有し連携して情報発信することによって、費用対効果の向上を図る。(情報発信担当者会議の開催等)
ウ 平成22年度における情報発信の基本的な方向性
○広域情報発信事業の位置づけ
・複数のテーマの組合せ、シリーズ展開等による総合的・長期継続的な情報発信について、債務負担行為を設定
○認知度の向上・イメージ醸成
×単発イベントの周知
※庁内・地方機関との連携を前提とする県施策推進上の必要に応じた臨時的・機動的な情報発信については、現年分として別途要求予定(債務負担行為分を幹とし、現年分で枝葉を広げていく。)
例)集客不振が見込まれる県外イベントの緊急広報
○具体的なテーマ
〔平成22年度当初から情報発信すべき素材〕
・鳥取自動車道(県内区間)開通・利用促進
・連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を好機とした妖怪に会える鳥取県PR
〔平成22年度の施策推進上、情報発信を強化すべき素材〕
・食のみやこ鳥取県(梨、松葉がに等)
・鳥取来楽暮(子育て王国、芝生化等)
・山陰海岸の世界ジオパークネットワーク加盟(想定)
○ターゲット
・重点エリアを順に首都圏、関西圏、中京圏、岡山・広島県とし、テーマに応じて設定
・若年層よりも中高年層を重視し、テーマに応じてビジネス層またはファミリー層を設定
○タイミング
・テーマ及びターゲットに応じて、時期及び回数を設定
・庁内・地方機関での情報発信の取組との連動による相乗効果を実現
3 所要経費、積算内訳
広告掲載・版下等作成 15,000(23,500)
※前年度当初予算との差額(8,500)→現年分として別途要求(予定)
※プロポーザル選考謝金(360)→平成21年度予算の枠内で対応
計15,000(23,860)
⇒15,000は、4月初旬からの事業実施に必要な金額
※好機を活かし、年度当初から積極果敢に情報発信するため、関西本部においても、イベント開催等のための経費の債務負担行為設定を別途要求中(相互に情報共有し連携して、重複や無駄がなく相乗効果の高い情報発信を実現)
・[債務負担行為]高速道路でグッと近くなった鳥取県魅力発信事業→
・[債務負担行為]ゲゲゲのふるさと鳥取県魅力発信事業→
(備考)
・単位:千円
・事務的経費は「情報発信事務費」に合わせて計上。
・()内は平成21年度当初予算額
債務負担行為要求書
企画部広報課
(単位:千円)
(種別)
事項 | 期間 | 区分 | 限度額 | 財源内訳 | 説明 |
国庫 | 起債 | その他 | 一般財源 |
(その他)
広域情報発信事業 | 平成22年度 | 要求総額 | 15,000 | | | | 15,000 | 前年度に媒体選定・企画調整等を実施し、年度当初から円滑に情報発信を行うため、債務負担行為を設定する。 |
年 度 | 平成22年度 | 15,000 | | | | 15,000 |