1 補正理由
総務省の「定住自立圏構想推進要綱」に基づき、県内で定住自立圏を構成しようとしている鳥取県東部、鳥取県中部、中海の各圏域内で、都市機能等の確保に向けた民間投資の初期費用に対する助成を、国からその実施に要する経費の交付を受けて行うため。
〔国交付金予算総額〕
100億円
〔交付金の流れ〕
国→県→民間事業者(財源:国10/10)
〔県を経由する(県で予算措置する)根拠〕
定住自立圏等民間投資促進交付金交付要綱第3
「都道府県が定住自立圏等民間投資促進プログラムを作成し、これに基づき、民間事業者等が実施する事業に係る初期費用の助成を行う場合において、これに要する経費に充てるため、国が交付する交付金」「交付対象者は都道府県とする。」
〔県にこの交付金の事務を総務省が依頼した理由〕
@定住自立圏の圏域形成や協定締結がまだできていないこと。
A中心市要件には該当しないが、県が特に認めた市についても本
交付金の活用を認めることとしたため。
2 事業の内容
総務省の「定住自立圏等民間投資促進交付金交付要綱」に基づき、定住自立圏の構成市町村内で民間事業者が実施する初期投資に対して、総務省の定める次の事業に対して交付上限率の範囲内で対象経費を助成する。
・地域医療の充実に資する事業 交付上限率20%
3 要求額の内訳
各圏域ごとの要求額の内訳(千円)
圏域区分 | 事業実施場所 | 計画事業数 | 総事業費 | 交付金額 |
鳥取県東部 | 鳥取市 | 1 | 121,000 | 19,500 |
鳥取県中部 | 倉吉市 | 3 | 229,700 | 43,700 |
中海
(鳥取県) | 境港市 | 1 | 21,500 | 4,300 |
計 | | 5 | 372,200 | 67,500 |
(2009.10.22 圏域市町村確認済み)
4 要求対象事業
・全自動透析装置機能向上更新・人工透析患者輸送車導入
・ホルミウムレーザー装置導入
・ファンクショナルMRI・MRマンモグラフィ等導入
・マルチアクセスバイプレーンアンギオシステム導入
・連携電子カルテシステム導入
5 国庫の交付スケジュール
H21.11月中頃:内示(国→県)
↓
H21.12月頃:交付決定(国→県)
↓
H22.1月頃:交付決定(県→事業者)
↓
H22.4月:実績報告(県→国)
↓
H22.4月:精算払(国→県)
↓
H22.5月:精算払(県→事業者)
6 国庫交付の確実性
総務省において今後財務省協議が行われ、対象事業・交付金額が確定する。