要求額:4,315千円 財源:単県 (要求額の内訳) 追加:4,315千円
部長査定:雇用基金関連別途 別途額:4,315千円
1 要求内容
(1)事業内容
学校給食への県産食材の供給を推進するためのコーディ
ネーターの委託
[ 委託内容 ]
○県産食材の広域的、安定的供給の仕組みづくり
県全域の需要と供給のネットワークの構築(流通・コストの
検討、調整等)、生産者と給食センターの規格・品質の調整
○食材供給の生産農家の掘り起こし、生産供給組織の育成
<コーディネイト、マッチング>
・19市町村 ⇔ 各JA、全県の農家
・凍菜加工業者 ⇔ 全県の農家、各JA、県学校給食会
(2)委託先
JA鳥取県中央会
(3)事業期間
3年間(平成21年度〜平成23年度)
(4)所要経費
4,315千円(人件費:3,915千円、旅費・事務費:400千円)
2 目 的
○学校給食での地産地消を進めるため、学校給食への県産食
材の安定供給の仕組みづくり、広域的に県産食材の需要と
供給の調整を行うコーディネーターをJA鳥取県中央会に委
託。
3 背景及び考え方
○マニュフェスト:学校給食への県産食材の使用率を60%。
(平成19年度使用率:54%)
○各市町村が取り組む中、各市町村、各JAの枠を超えての広
域的な食材の需要と供給の調整機能、供給体制が未整備。
○全県的な食材コーディネーターを配置することで、県産食材の
全県的な流通が可能となり、地産地消の推進が図られる。
4 市町村の意見(抜粋)
鳥取市 | 農家から一定の食材を生産・流通する組織づくりが必要 |
三朝町 | 流通範囲が狭くJA全体での取組が必要
東・中・西部に1名づつコーディネーターが必要 |
湯梨浜町 | 学校・JA・行政の連携が必要 |
境港市 | 市内では食材が限られ県全体での安定供給体制が必要 |
5 課 題
○東・中・西部間、各JA間での食材の相互の供給がほとんどない。
(例)西部の食材(人参等)が東部には利用されていない。 |
○西部で加工する凍菜用の食材が西部のみでは調達できない。
・加工施設は西部にあり、西部で調達できるのはブロッコリーの
み、ほうれん草、青梗菜等は中部。 |
○特に市部において生産者と給食センターの関係が希薄であり、食
材の取れ時期、供給可能量、規格等の情報交換が不足。 |
○農家の高齢化等に伴い食材供給の生産農家、生産供給組織が
衰退化の傾向にある。 |