現在の位置： 予算編成過程の公開 の 平成21年度予算 の 農林水産部の和牛再生促進事業
平成21年度予算
当初予算　一般事業　　部長要求 　　　　　支出科目　 款：農林水産業費　項：畜産業費　目：畜産振興費
事業名：

和牛再生促進事業

将来ビジョン関連事業（ひらく／食のみやこ鳥取県）

もどる  もどる
（この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください）

農林水産部　畜産課　肉用牛係　　

電話番号：0857-26-7829  E-mail：chikusan@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)		 正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
21年度当初予算額(最終) 58,644千円 15,742千円 74,386千円 1.9人 0.0人 0.0人
21年度予算要求額 58,644千円 15,742千円 74,386千円 1.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額：28,460千円 　　　財源：単県　　（要求額の内訳）　　復活:28,460千円

部長査定：保留　　　保留額:12,000千円

事業内容

１　財政課長査定内容

(１) 優良雌牛導入支援事業(要求額：8,000千円　査定額：0千円）　


    　導入した優良雌牛の能力が,優良雌牛保留支援事業の様に育種価で客観的に確認できないことから、導入の効果が不明です。
    　また、導入した優良雌牛を効果的に優良子牛の安定供給につなげていくためには、導入した優良雌牛及びその繁殖用雌産子の県内保留率を高める必要があると考えますので、そのための具体的方策を示してください。

    (２) 種雄牛造成(要求額：4,000千円　査定額：0千円）

    　県外市場から導入する採卵用繁殖雌牛については、セリにおいて高額であっても、鳥取県の和牛改良方針に適した能力を有していることを育種価により客観的に確認できないことから,導入の効果が不明です。

    (３) 肥育牛増頭対策(要求額：10,200千円 査定額：0千円）

    　農業経営基盤強化資金や農業近代化資金等の既存制度による支援では不十分とは言い難いと考えます。

    (４) 高品質和牛肉生産拡大推進(要求額：6,260千円　査定額：0千円）

    　優良な肥育素牛の購入は、肥育農家の所得向上（枝肉価格の上昇）に資するものであり、県が補助を行う必要性は低いと考えます。

２　事業内容

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
区分
事業内容
優良雌牛増頭支援
H21～23年度
（3年間）
要求額：8,000千円		県内雌牛の増頭のために、県内外の優良雌牛を導入する経費の一部を助成する
・事業実施主体：農協、生産者
・事業費：8,000千円
・補助単価及び頭数：
　　県外導入：80千円×50頭
　　県内導入：40千円×100頭
種雄牛造成
H21～23年度
（3年間）
要求額：4,000千円		県種雄牛造成のスピードアップのため、県外から優秀な採卵用繁殖雌牛を畜産試験場に導入
・事業費：4,000千円
・対象頭数：2頭×3年間
　　　　　（岐阜、宮崎、鹿児島）
肥育牛増頭対策H21～23年度
（3年間）
要求額：10,200千円		枝肉価格が低迷する中で、繁殖肥育一貫農家の規模拡大を推進するために自家保留牛を肥育する牛舎を増築する場合に助成
・事業実施主体：農協、生産者
・補助率：1/3
・事業費：30,600千円
高品質和牛肉生産拡大対策　
H21～23年度
（3年間）
要求額：6,260千円		県内産雌牛から生まれた産子で５等級の肉が高い確率で期待される肥育素牛を県内肥育農家が購入した場合、上位1/4位の価格の差額を上限40千円まで助成
・事業実施主体：農協、生産者
・対象頭数：200頭

３　復活要求理由

（１）優良雌牛増頭支援事業（課長要求名称・優良雌牛導入支援事業）
①県外からの雌子牛を導入する場合、セリ名簿に記載の各県の育種価評価値や母牛の登録点数により客観的な能力評価が可能である。
②導入した雌子牛は５年間の保留義務を付与することとし、原則としてその雌産子を1頭以上繁殖雌牛として自家保留するか県内に保留することを事業要件とする。

（２）種雄牛造成
①本県和牛改良方針達成のために必要な能力（ロース芯面積及び霜降りの入り方）で、種雄牛造成をスピードアップし、改良を早めるためには、県外から必要な遺伝子を導入することが必要。
②そうした必要な能力は、他県との情報交換を行うことにより担保は可能。

（３）肥育牛増頭対策（後継者等への肥育牛舎建築に対する補助）
①和牛ビジョン作成の際、聞き取りをした若手生産者の意見から、鳥取和牛肉の増産を促進するには、繁殖肥育一貫経営の規模拡大を推進すべきとの意見が多かった。
②経営体質強化のために、繁殖肥育一貫経営を推進して、和牛ビジョンの目標達成推進する必要がある。
③県としては、将来の担い手の生産意欲を促し、産業として確立するため牛舎建築の１／３の支援が必要。

（４）高品質和牛肉生産拡大推進
①鳥取和牛は２～５等級と基準も曖昧で、ブランドイメージとして特徴がない。
②鳥取和牛のブランド化をするため、鳥取県生まれで高品質なもの（５等級）を新たなブランドとするなど、鳥取和牛の特徴をより明確にする必要がある。
③このためには、生産から肥育まで一貫した生産体制の確立が必要。
④さらに、優良な素牛は、県外購買者の購買力が強いので、鳥取県にそうした優秀な素牛を残すために支援が必要。

財政課処理欄


肥育牛増頭対策

　　農業経営基盤強化資金や農業近代化資金等の既存制度を活用して施設整備を行って下さい。

高品質和牛肉生産拡大対策
　　　
　　優良な肥育素牛の購入は、肥育農家の所得向上（枝肉価格の上昇）に資するものであり、県が補助を行う必要性は低いと考えます。

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 30,184 806 0 0 0 0 0 0 29,378
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 28,460 0 0 0 0 0 0 0 28,460
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 28,460 0 0 0 0 0 0 0 28,460
要求総額 58,644 806 0 0 0 0 0 0 57,838

財政課使用欄(単位：千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 12,000 0 0 0 0 0 0 0 12,000
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0

▲ページ上部に戻る
個人情報保護 | リンク | 著作権 | アクセシビリティ