八頭郡活性化に資する社会基盤基礎調査事業(H21)(300千円)
【財政課長査定】
・本調査事業は、主に八頭郡民に対するニーズ調査であり、これは各町で実施してください。
要求額: 600千円
査定額: ゼロ査定
【復活要求額】
300千円 (課長要求との差額 300千円)
〈調査費(1,200千円)の負担割合〉
課長要求:鳥取県(1/2)、八頭郡3町(1/2)
部長要求:鳥大(1/2)、鳥取県(1/4)、八頭郡3町(1/4)
【復活理由】
・活性化策は、国道・県道のあり方や隣県域等を含め広
域で検討すべきであり、広域行政を担う鳥取県が主体
となり、八頭郡3町や大学と連携してとりまとめるべき
もの。
・鳥取大学は、「持続的過疎社会形成研究プロジェクト」
を組織し、実践的な研究を展開していることから、大学
においても研究の一環として調査費の一部負担の了
解が得られた。
1 現状
今年度、八頭郡活性化戦略勉強会で出た課題をふまえ、来年度設置する「八頭郡活性化戦略会議(仮称)」において、八頭郡3町の中山間地域の活性化に資する戦略を検討することとしている。
2 課題
〔勉強会で出た課題・・・H20実施〕
○まちづくり
・県外客をいかに呼び込むか
(姫鳥線の智頭ICまで開通後、智頭町では2割減となった)
・観光客の滞在時間をいかに長くするか
○みちづくり
・災害時の道路閉鎖による孤立集落の解消
・県外施設等との連携(隣接する兵庫県のハチ北高原スキー場には年間10万人来ている)
3 解決策
八頭郡の活性化を図るためには、同様な悩みを持つ隣県の市町村と連携し、広域的な交流が必要。
鳥取大学では、以前から地域自立のための様々な研究を行っていることから、大学と鳥取県、八頭郡3町が協働して、住民の思いをくみ上げながら八頭地域の活力と安全安心の向上のための方向性を整理する。
4 内 容
〔事業内容〕
@アンケート等による住民意見の調査・把握
A意見の分析
B活性化策の検討、取りまとめ
〔対 象〕
八頭郡内及び近隣の市町村(県外を含む)
〔アンケート検討項目(例)〕
・働く場の創造へつながる活性化施策
・八頭郡の集落維持に必要な施策
(通勤・通学・買い物・災害時などの交通)
【要求額】300千円[八頭郡活性化戦略会議負担金]
・鳥取大学による
「八頭郡の活性化に資する社会基盤基礎調査」
(調査費)1,200千円
鳥 取 大 学 600千円
活性化戦略会議 600千円
( 鳥取県負担 300千円)
( 3町負担 100千円 × 3町 = 300千円)
合 計 1,200千円
(参 考)
鳥取大学では、鳥取県がH21年度に八頭郡の活性化策に資する調査を実施するに当たり、H20年度に若桜町内の一部に限定して予備調査を行う予定。