若桜線維持存続支援事業

○約５百名もの通勤通学客の大量輸送を、定時性を確保しながら担うことができる輸送機関は鉄道以外には存在しない
○ＪＲ因美線（郡家〜鳥取間）の普通列車の約３割（６往復）を若桜鉄道車両が担い、因美線旅客輸送にも影響は大
○鉄道の持つ渋滞緩和等の社会的便益、観光誘客による地域経済波及効果、メディア露出による広告宣伝効果等は大きい

　若桜線（若桜ｰ郡家間：１９．２ｋｍ）の線路などの鉄道施設を保有する第三種鉄道事業者となる若桜町及び八頭町

（２）　支援対象経費
　第三種鉄道事業者として地元両町が支出する経費のうち、沿線住民の生活交通確保のために必要最小限と認められる経費
　　（主な項目） ・線路保存費 （レール・橋りょう等の維持費）

　　　　　　　　 　・電路保存費 （信号・通信・踏切等の維持費）

　　　　　　　　　 ・輸送高度化事業費（設備投資、老朽施設更新）

　※駅舎や駐車場、付随する観光施設は支援しない。

［模式図］

※智頭急行への出資、山陰本線高速化事業、余部橋りょう架替事業、JR境線迂回に伴う増加経費補助など、県が中心的役割を果たす鉄道事業への支援について、従来から県も関係市町村に対し１／３の負担を求めている

（２）　自治体経費内訳（今後５年間の想定）　　　単位：千円

	H21	H22	H23	H24	H25
鳥取県	25,218	26,455	27,067	23,307	18,476
関係自治体	50,434	52,911	54,135	46,614	36,953
計	75,652	79,366	81,202	69,921	55,429

上記の他に駅舎管理費等で年間2,209千円を関係自治体が負担