○H18年度の県内のCO2排出量は、H2年(基準年)に比べて約10%増加しているが、自家用車の保有台数の増加等により自動車からの排出量が増加していることも一つの要因。
○県内の交通事情では、公共交通機関よりも自家用車に依存する傾向があり、県としても、公共交通機関の利用促進を図るとともに、アイドリングストップ条例や認証制度などにより、CO2削減に向けた取組みを行っているところ。
○低燃費をうたうハイブリッド乗用車の導入は徐々に進んでいるが、さらなるCO2排出削減のために、家庭のコンセント等から充電を行う電気自動車やプラグインハイブリッド車の研究開発や実証試験が自動車メーカーで進められており、H21年以後の市販化が期待されている。
○電気自動車等の次世代型のクリーンエネルギー自動車は、経済性等の面では課題があることから、各種の情報提供を行っていくことなどにより、自動車からのCO2排出削減について普及啓発を図っていく必要がある。