終了の理由
一定の成果が得られたため
概略説明
今後急増する農業施設の更新整備に備えて、施設の長寿命化を図り、行政経費や農家負担の軽減と防災機能の維持を図るため、農家が自らの手でできる簡単な維持管理方法や施設診断方法のマニュアルを作成する
成果
@)老朽化の評価判断基準の作成
これまでの老朽化事例調査の結果から農業用水路の点検 マニュアルを作成
A)簡単で低コストな補修方法のマニュアル化
大掛りな機械・資材を用いず、簡単に手に入る機材・資材に
より農家自らが行える補修方法についてマニュアルを作成
事業の効果
@)農地・水・環境保全向上対策事業の関係者を対象に講習会
を行い、わかり易い、これなら自分でも出来る、と好評で、講習
会後には各地域で地域活動に活用された。
A)19年度には島根県からの依頼で講習会を開催するととも
に、。山口県、兵庫県豊岡市などからもマニュアルの活用依頼
があった。
残された問題点
講習会の開催を通じて補修による施設の長寿命化が図られる意識が農家に拡がってきているが、更なる普及啓発が必要と思われる。
問題点に対する対応
関係機関との連携により、補修に関するPR活動を継続するとともに補修活動を行う農家、団体等に対して引き続き講習会を行うことにより支援を行う。