(3) 改訂に向けた考え方
ア なるべく低コストで改訂作業を進めるため、県内の研究者が改訂後に蓄積したデータを活用することを基本とする。ただし、必要最小限の現地確認等の補足調査を行う。
イ 今後の改訂作業を円滑かつ低コストに進めるため、また、開発行為等に係る調整を円滑に進めるため、希少野生動植物の分布情報のデータベース化の検討も併せて進める。(H23年度にDB化を予定。)
(4) 国のレッドデータブックとの関係
ア 環境省が作成したレッドデータブックは、国レベルでの絶滅のおそれのある種として全国を基準に作成されたものであり、地域レベルでの実情とは必ずしも一致していない。
イ そのため、地域の実情を反映したレッドデータブックが各都道府県で作成・公表され、順次改訂作業が進められている。
(5) レッドデータブックの活用
@ 環境アセスメント等における保全対象種の明確化
A 県民に対する普及啓発の重要なツール
B 鳥取県希少野生動植物の保護に関する条例に基づく特定希少野生動植物等の種の選定根拠