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平成21年度予算
11月補正予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

レッドデータブックとっとり改訂事業

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生活環境部 公園自然課 自然環境保全担当  

電話番号:0857-26-7872  E-mail:kouenshizen@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 6,902千円 829千円 7,731千円 0.1人
6,902千円 829千円 7,731千円 0.1人

事業費

要求額:6,902千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:6,902千円

部長査定:計上   計上額:6,902千円

事業内容

1 事業内容

平成14年3月に県が発行した「レッドデータブックとっとり:動物編、植物編」について、県内の野生動植物に関する最新の情報を反映させるため、その改訂に必要な現地調査及び原稿作成を鳥取県生物学会に委託する。

2 復活要求の理由

(1) 「生物多様性年における鳥取モデル」としての施策
      ア 生物の多様性は、人類の生存基盤である自然生態系を健全に保持していくための基礎となるもの。
      イ 平成19年11月に「第3次生物多様性国家戦略」が策定され、平成20年6月に「生物多様性基本法」が制定された。
       来年度は名古屋市において
      「生物多様性条約第10回締約国会議」が開催されるなど、環境政策面で”生物多様性”は大きくクローズアップされている。
      ウ 現時点における絶滅のおそれのある種を明らかにするレッドデータブックの改訂は、生物多様性の保全を推進すべき広域自治体としての県の責務であるとともに、”生物多様性年”にふさわしい施策であり、県民意識の醸成などに大きく寄与するもの。

    (2) 改訂の必要性
      ア 自然環境の改変、過剰な捕獲・採取、伝統的な農林業等による維持管理の衰退、移入動植物による攪乱等により、絶滅のおそれのある野生動植物は増加している。
      イ 野生動植物の生息・生育状況は常に変化しており、その評価は定期的に見直すことが必要。(初版発行から7年経過)
       また、今後の改訂を円滑に進めるため、
      希少野生動植物の分布情報のデータ収集のシステム化が必要であり、この改訂を契機に十分な検討が必要。
      ウ 初版発行後に蓄積された最新の知見に基づき、現時点における種の希少性を点検・評価し、保全を図るべき対象種を明確化した上で、生物多様性の保全の施策展開のための基礎資料とする必要がある。
      エ 専門家から、初版で絶滅のおそれのある種として選定されている種の中には、現時点で同様に位置付けるのが不適当なものもあるとの指摘もあり、開発者に過度な負担を与えないよう、希少野生動植物の分布状況をリアルタイムに提供することが必要。
(3) 改訂に向けた考え方

ア なるべく低コストで改訂作業を進めるため、県内の研究者が改訂後に蓄積したデータを活用することを基本とする。ただし、必要最小限の現地確認等の補足調査を行う。
イ 今後の改訂作業を円滑かつ低コストに進めるため、また、開発行為等に係る調整を円滑に進めるため、希少野生動植物の分布情報のデータベース化の検討も併せて進める。(H23年度にDB化を予定。)
(4) 国のレッドデータブックとの関係

    ア 環境省が作成したレッドデータブックは、国レベルでの絶滅のおそれのある種として全国を基準に作成されたものであり、地域レベルでの実情とは必ずしも一致していない
    イ そのため、地域の実情を反映したレッドデータブックが各都道府県で作成・公表され、順次改訂作業が進められている。

(5) レッドデータブックの活用
    @ 環境アセスメント等における保全対象種の明確化
    A 県民に対する普及啓発の重要なツール
    B 鳥取県希少野生動植物の保護に関する条例に基づく特定希少野生動植物等の種の選定根拠

3 改訂作業の進め方(スケジュール)

○ H21.12月〜H22.12月 現地調査及び原稿執筆 【今回要求】 H22.12月 環境審議会への報告
H23.1月〜3月 印刷・製本 【当初予算要求】
H23.3月 改訂版レッドデータブックとっとりの発行

4 所要経費(委託料)

6,902千円

財政課処理欄


  経済危機対策臨時交付金を充当します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 6,902 0 0 0 0 0 0 0 6,902
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 6,902 0 0 0 0 0 0 0 6,902
要求総額 6,902 0 0 0 0 0 0 0 6,902

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 6,902 6,902 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0