1 事業目的
とりぎん文化会館及びその周辺施設で懸案となっている駐車場不足を解消するため、立体駐車場の整備を行う。
2 経緯
とりぎん文化会館駐車場は、とりぎん文化会館、図書館、公文書館の共用駐車場として県民に利用されているが、大きなイベントの開催時や博物館、鳥取市民会館など周辺施設とイベントが重なった時などの駐車場不足が、従来から指摘されていた。
現在、県庁駐車場の開放、国機関に対する駐車場開放の要望などの対策を講じているほか、鳥取市とも「懸案に係る実務協議・意見交換会」を開催し、駐車場不足解消の方策について協議をするめているが、問題解決に至っていない。
3 期待される効果
とりぎん文化会館の駐車台数が、350台から700台と倍増するため、とりぎん文化会館周辺における駐車場問題が改善される。
4 工夫した点
これまで、東部総合事務所駐車場を参考に検討してきたが、経費がかさむため、他県の立体駐車場(沖縄フェニックスホール、中部国際空港)を参考に在来型鉄骨造(システム化された簡易な構造)による建設をすることとして積算したところ、大幅な経費軽減が図られた。〔1,296,100千円→810,000千円(37.5%減)〕
5 整備計画案
(1)駐車台数
現在:350台→整備後:700台
(立体駐車470台、地上駐車230台)
(2)立体駐車場の構造等
鉄骨造4階建て(5層、屋上駐車場あり)
駐車台数:550台
建築面積:3,500u
延床面積:14,000u
6 事業費
設計・工事管理費:50,000千円
工事請負費:760,000千円