1.事業目的・背景
(1)定期貨客船「イースタンドリーム号」《境港、東海(韓国)、ウラジオストク(ロシア)を結ぶ》の就航に伴い、ロシア沿海地方における鳥取県の知名度を飛躍的にアップさせ、様々な分野における交流を発展させる必要がある。
(2)ロシアは口コミ情報を最も信用する社会でもあることから、情報の発信源となるロシア沿海地方の様々な分野における有力者
(政治、経済、文化、教育及びマスコミ等)に「鳥取県ファン」になってもらい鳥取県の魅力についてロシア沿海地方の方々に情報発信
していただく。
2.事業内容
(1)「百聞は一見にしかず!鳥取県魅力発見事業」
○ロシア沿海地方の様々な分野における有力者を鳥取県に招待しすることにより、招待客に見合った訪問プログラムにより鳥取県の魅力を発見していただく。
○鳥取県訪問後、鳥取県訪問者が、ロシア沿海地方において、
報道、広報誌・Webへの掲載、講演会の実施等の鳥取県PR活動を実施。
(2)「フェリーで直送!鳥取県文化お届け事業」
○ロシア沿海地方住民は日本文化に対する関心が極めて高いこと、ロシア側文化団体(国立美術館、対日友好団体等)から鳥取県文化行事を沿海地方において開催してほしいという具体的依頼があることから、日本文化関連の講習会、デモンストレーション及び展示会をロシア沿海地方において実施する。
○「日本=鳥取県」のイメージを同地方住民に抱かせる。
○特にロシア沿海地方の場合、文化事業を積極的に実施する国、地域に対し敬意を払う土地柄であることから、国際交流促進の基礎として最も重要である「信用」を鳥取県が得ることができる。
3.事業実施時期
(1)「百聞は一見にしかず!鳥取県魅力発見事業」
○受入団体候補
・沿海地方行政府・市長会団
・ロシア沿海地方商工会議所団
・医療関係者団
・青少年環境交流団
・日本文化同好会代表者団
・報道関係者団
○受入時期
10月〜3月(月1回、計6回)
○定員
各団ともに10名まで
(2)「フェリーで直送!鳥取県文化お届け事業」
○派遣候補
・鳥取県陶芸専門家の派遣
・鳥取県着物着付専門家の派遣
・鳥取県ちぎり絵専門家の派遣
・鳥取県美容専門家の派遣
・鳥取県尺八専門家の派遣
○派遣時期
・10月〜2月(月1回、計5回)
※美術館、対日友好団体等主催のイベントにおいて、沿海地方有力者及び市民を対象とした専門家による講習会及びデモンストレーション及び展示会を実施。イベントの模様を報道機関が取材する。
○定員等
派遣団:2名まで
4.予算額
総計:4,350千円
(1)「百聞は一見にしかず!鳥取県魅力発見事業」
計:2,484千円
○鳥取県内における滞在費(渡航費用なし)
(41.4千円×6回×10人=2,484千円)
(2)「フェリーで直送!鳥取県文化お届け事業」
計:1,866千円
○ウラジオストクへの渡航費、現地滞在費
(146.6千円×5回×2人=1,466千円)
○専門家への報償費
(20.0千円×5回×2人=200千円)
○通訳への報償費
(40.0千円×5回×1人=200千円)