○異業種からの新規生産者の参入増により1、2の対策が喫緊の課題 (3年間で建設業者からの参入 5社)
1 椎茸生産者が多様化している中で、マニュアルつくりと 見える化普及が求められている。
<マニュアルの内容>湿度管理技術
異常気象(降雨不足、水分が必要な時に降雨がない)に伴い、新たな栽培技術(散水技術)の確立が必要
「ほだ木作り」は発生時期を除く、植菌後(冬)〜発生前翌年(秋冬)までの4、5年を通しての長期的な管理となるため、定点観察による分析が必要。
2 儲かる椎茸栽培の確立
○県、生産者が一丸となり、「椎茸産地とっとり」の確立を図ることを目標とし、適切な湿度管理による良質のほだ木を作ることにより収量をアップさせ、将来の目標を35t→50tに引き上げる必要がある。
発生後の良品生産技術は、H20モデル地区を4箇所設置し、実証中。
○きのこセンターに10/10補助する理由
新規生産者の育成、中山間地の活性化、県産しいたけの全国発信のためには、本来県で実証普及するものであるが、きのこ類の栽培技術の研究普及については、県の試験研究機関ではなく、「きのこセンター」が実施しているため。
また、天候等の変化に会った技術の確立、新規生産者の増加など対象者の変化による見える化普及は継続が必要であり、このモデルほだ場を維持、管理しながら、永久的に事業の目的を達成させるため。
確立されたマニュアルを元に、モデルほだ場や現場での普及をきのこセンターと林業改良指導員が連携して行う。