1 事業の目的・背景
・新型インフルエンザの影響で、台湾から日本への観光客が減少しており、本県においても予定していた台中県との交流事業や教育旅行の受入がキャンセルになるなど、影響が出ている。
・風評被害の拡大を防ぎ、台湾からの客足を取り戻すためには、現地での積極的なPR活動が必要。
・一方、本県では昨年度、交流を進めている台中県で「鳥取週間」事業を実施し、台中県での鳥取県の知名度アップを図ったところ。
・この成果を一過性に終わらせず、当該地域での鳥取のイメージを定着させ、誘客や県産品市場の拡大に繋げるためには、台中エリアでの継続したイベント実施が効果的。
2 事業内容
(1)鳥取観光物産展の開催
ア.時期:平成22年3月(1週間程度)
イ.場所:台中市内百貨店
ウ.事業概要
毎年3月頃に台中県で開催される「台中大甲媽祖国際文化節」(以下「媽祖祭」)期間中に、台中市内の百貨店で鳥取観光物産展を開催する。会場では、鳥取県と台中県の交流の歩みも紹介し、鳥取を台中のパートナーにイメージ付ける。また、県から媽祖祭に派遣する高校郷土芸能部に郷土芸能を披露してもらい、イベント効果を高める。
(2)スポーツ交流(野球)
ア.時期:平成21年11月
イ.場所:台中市内
ウ.事業概要
台中市の一大イベントである野球大会に「鳥取キタロウズ」を派遣し、現地チームとの交流試合を実施し、併せて観光キャンペーンを展開する。
3 期待される効果
・台中エリアにおける鳥取ブランドの確立
・台中エリアにおける鳥取とのパートナー意識の醸成
・台湾人観光客の呼び戻し
・台湾外交部及び台中県政府との協力関係の強化
4 所要経費
(1)鳥取観光物産展の開催:3,974千円
(2)スポーツ交流(野球):6,266千円
合計:10,240千円