1 調整要求の内容
当該事業は、国の地域活性化・生活対策臨時交付金を活用し、平成20年度に前倒しで行うため、既内示額からの減額を行う。
2 事業内容
【要求額:△82,881千円】
(1)県立米子産業体育館非常照明用蓄電池及び自家発起動用蓄電池取替工事
工事請負費 △8,011千円
建築後26年間一度も交換しておらず、経年劣化により亀裂等が見られ月次点検で蓄電池の末期症状であるとの結果報告を受けた。このまま放置しておくと火災の恐れがある事から、蓄電池の交換を行う。
(2)県立米子産業体育館既設浄化槽撤去等工事
工事請負費 △11,450千円
委 託 料 △801千円
平成14年度に公共下水道に接続したことから現在は浄化槽を使用していないが、浄化槽の鉄板の蓋が腐食していおり、歩行者が転落する恐れがある。また、子どもが簡単に開けられる蓋であり、内部には2メートル程度の水が溜まっていることから、落下した場合には死に至る可能性があるため埋め戻しを行う。
(3)県立米子産業体育館屋上防水工事
工事請負費 △19,392千円
委 託 料 △1,231千円
建築後26年以上経過しており、アリーナ部分以外の屋上の防水シートが剥がれたり、穴が開いて雨水がロビーや会議室の壁に染み出ている。特に大雨の時は通路等にバケツを受けて対応している状態である。部分補修により対応してきたが、雨漏りが広範囲にわたっているため防水工事を行う。
(4)県立米子産業体育館会議室空調設備改修工事
工事請負費 △38,677千円
委 託 料 △2,218千円
建築後26年間一度も交換しておらず、経年劣化により冷暖房の能力が著しく低下している。また、設備が古く、部品交換等で対応できなくなっている。
配管についても、錆による劣化が激しく、稼働停止になる恐れがある。会議室の冷暖房装置であり、稼働停止になった場合、利用者の激減が予想されるため、冷暖房装置の交換を行う。
(5)県営鳥取屋内プール室温対策工事に係る調査
委 託 料 △1,101千円
秋から春にかけてプール内に暖気が溜まることなくフロアの温度が上昇しない。暖房用の送風口はあるが、天井付近に設置されているためフロアまで暖気が届かないことから苦情が多発していることから、効果的な室温の上昇方法について調査を行う。