1 事業内容
他の教員のモデルとなるような優れた教育実践を行っている教員を「エキスパート教員」として認定し、その高い技術を普及させていくことにより、本県教員の指導力向上を図る。また、「エキスパート教員」に相応の役割を与えることにより、教員に専門職としての誇りと向上心を喚起する。
2 課長計上内容
(1)エキスパート教員の認定(本認定)【拡充】
- 認定人数の増加(11名→15名)
校種 | 認定人数 | 分野 |
小学校
中学校 | 小学校5名
中学校5名
(東・中・西部に各1名以上) | 各教科、道徳、総合的な学習の時間、外国語活動、特別活動、学級経営 |
高等学校 | 県内3名 | 各教科 |
特別支援学校 | 県内2名 | 自立活動・各教科 |
合計 | 15名 | |
- 認定者の決定:平成20年度中に選考委員会を開催し、認定者の選考を行い認定者を決定。(認定式は平成21年3月)
(2)指導主事や選考委員による所属校訪問【継続】
- 4月当初に指導主事による所属校訪問により実施計画の検討
- 随時、認定者の授業参観、聞き取り、助言
(3)全国大会規模の研究会等への派遣【継続】
全国大会規模の研修会等へ派遣し、認定分野を中心に研修を深め、その成果を日々の授業実践や研修会等で還元する。
(4)連絡協議会の開催【新規】
- 開催回数:年2回
- 内容:認定者の情報交換、指導主事による実施内容への助言、成果還元方策・認定者の役割内容などの検討
- 参加者:認定者、所属校の校長、関係市町村教育委員会担当者、教育局担当者、事務局関係課
(5)エキスパート教員からの情報発信【継続】
各認定者の取組状況を県教育委員会のホームページや校長会連絡、教育委員会広報紙「夢ひろば」等で紹介
(6)選考委員会の開催【継続】
- 平成21年度の認定者の実施状況についての検討会
- 平成22年度のエキスパート教員認定者の選考
3 部長査定内容
未査定で保留
4 追加内容・理由
○認定者の変更に伴う所要経費の追加
・認定人数の増加 15人→16人(1人増加)
【追加の理由】
※高等学校は国語・地歴・数学・理科・英語に各1名を想定のため増。
※特別支援学校は、試行認定の実績を勘案して1名。
校種 | 認定人数 | 分野 |
小学校
中学校 | 小学校5人
中学校5人
(東・中・西部に各1人以上) | 各教科、道徳、総合的な学習の時間、
特別活動、学級経営 |
高等学校 | 県内3人→5人 | 各教科 |
特別支援学校 | 県内2人→1人 | 自立活動・各教科 |
合計 | 15人→16人 | |
○連絡協議会への認定者及び所属校長の旅費・食料費の計上
5 所要経費
太字は追加要求
事業内容 | 課長査定時 | 追加要求 |
@全国大会規模の研究会等への派遣旅費 | 900
15人分 | 60
1人分 |
A連絡協議会の開催 | 0 | 243 |
B選考委員会の開催 | 56 | 3 |
C認定書の作成 | 15
15人分 | 1
1人分 |
合計 | 971 | 307 |
6 今後の方向性
成果や課題の検証:現在試行認定について検証中であり、次のような検討が必要と認識
- 選考基準、実施要項、推薦様式、エキスパート教員の役割の再考 →見直し改善の上、市町村教育委員会及び県立学校へ推薦依頼中
- 認定者の処遇改善(認定時の特別昇給を予定だが未定)
- 認定者数の増加:将来的には中学校区1名程度の認定者の確保を目指す