◆ 不登校対策は、知事のマニフェストであり、これまでも最重要課題の1つとして位置づけるとともに様々な取組を行っている。
◆ しかし、不登校等問題行動の原因が、児童生徒の心の問題とともに、家庭や地域の中での児童生徒の置かれている生活環境の問題が複雑に絡み合っているケース(例えばネグレクトや不適切な養育態度の家庭状況におかれ、子どもに心理的不安を与えているケース等)があり、その対応方法や支援策が課題となってきたところである。
◆平成20年度、国の委託事業(国10/10)として、県内4市町に委託契約をし、複雑な家庭環境の児童生徒への支援を講じ、昨年度微増した県内小学校の不登校数が、生活環境の改善により学校復帰など、効果が上がってきたところである。
◆ 当初は2カ年間継続の委託事業であったが、平成20年12月の財務省内示により、平成21年度新設の『学校・家庭・地域の連携協力推進事業(補助事業:補助率1/3)』に本事業が変更となったことから、所要経費を見直し、本事業を再申請したところである。