1 現状・背景
2 事業概要
GAPに取り組むことで、産地の競争力強化や農業経営の改善、効率化に資するとともに、農産物の食品としての安全性等について、消費者や食品事業者の信頼の確保を推進する。
(1)普及推進事業
ア GAP手法導入・推進会議及び現地指導会の開催
イ GAP指導者育成研修会の開催
○指導員基礎研修会
○団体認証研修会
ウ 普及啓発パンフレット・チラシ作成
エ 先進地視察
(2)モデル団体実践事業
モデル団体 ○JA鳥取西部春にんじんグループ
○大山乳業農業協同組合
○鳥取県畜産農業協同組合
ア 先進地視察
イ 産地におけるGAPの策定・実践支援(専門家の招聘)
ウ モデル実践農場の設置・運営
エ 安全性確認のための調査(残留農薬の分析)
3 GAP推進の全体の流れ
(単位:千円)
内 容 | 平成21年度 | 平成22年度 | 平成23年度 |
推進会議 | 1回 | 1回 | 1回 |
指導者育成研修会
指導員基礎研修会
団体認証研修会 | 3回
1回 | 1回
1回 | 1回
1回 |
モデル団体実践事業 | 3団体 | 3団体 | 3団体 |
事業費 | 3,300 | 2,500 | 2,500 |
4 要求額
(単位:千円)
区 分 | 内 容 | 事業費 | 負 担 割 合 |
推進会議及び
現地指導会 | 普及推進のための方針発表、先進地事例等の発表及び実践指導会の開催 | 150 | 国1/2、県1/2 |
指導者育成
研修会 | 指導員基礎研修会及び団体認証研修会の開催 | 1,500 |
モデル団体
実践事業 | 先進地視察、専門家の招聘、モデル農場の設置、残留農薬の分析 | 1,650 |
合 計 | − | 3,300 | − |
5 期待される効果
GAPに対する認識が高まりつつある団体をモデルとして、その取り組みを重点的に支援して、その取り組み手法等を広く周知することによって、県内におけるGAPの取り組みを加速度的に推進する効果が期待できる。
6 GAPとは
GAPとは、生産者自らが、農業生産工程の全体を見通して、食品安全や環境保全などの観点から特に注意すべき事項(点検項目)を定め、これに沿って農作業を行い、記録・検証して、農作業の改善に結びつけていく手法。コスト削減などの経営の観点から必要な事項も盛り込み、改善につなげられる。
(1)計画(Plan) → (2)実践(Do)
↑ ↓
(4)見直し・改善(Action) ← (3)点検・評価
<導入のメリット>
○食品の安全確保
○環境の保全 → GAPの導入により
○経営改善 消費者・実需者の信頼確保を目指す