(1)ロシア沿海地方は、2012年APECサミット開催に向けて経済発展が著しい地域である。2009年にはDBSクルーズフェリー(境港〜東海〜ウラジオストク)が就航することにより、今後、両地域の活発な交流が期待されている。
(2)活発な交流を推進していくと同時に、現在は高いとはいえない鳥取県の認知度を沿海地方にて高めていくことは、幅広い交流の推進には不可欠な要素である。
(3)そこで、沿海地方(ウラジオストク)で予定されている鳥取県物産展の開催時に、「鳥取週間」と銘打って、青少年交流(芸能団の派遣)、パネル巡回展示会などをある程度の時期に集中的に展開することで、効率的で効果的な事業実施を目指す。
(4)それによって、鳥取県の認知度やイメージアップを図ることができ、各種事業とのより高い相乗効果により、幅広い分野における交流推進の契機とすることが目的。
開催時期 9月中旬を目処
開催場所 ウラジオストク各所
主催 鳥取県
(協力:沿海地方政府、在ウラジオストク総領事館等)
*「鳥取週間」の事業内容としては、以下のとおり(1)「鳥取週間」の全体を総括する事業(PRポスター、チラシの作成)と、(2)「鳥取週間」時に開催される事業(物産展以外)等に大きく分けることができる。
| 内容 | 予算(千円) |
(1)「鳥取週間」の総括事業 | PRポスター、チラシの作成等 | 450 |
(2)「鳥取週間」の開催事業 | 1青少年交流事業 | 1,181 |
2鳥取県紹介パネル巡回展 | 600 |
3鳥取食材レセプション | 300 |
「鳥取県物産展」は商工労働部にて予算要求 |
(3)事前打ち合わせ等職員派遣 | 1,549 |
(1)「鳥取週間」の全体を総括する事業(450千円)
- 「鳥取週間」の期間中に実施が予定されている事業の広報をすべく、PRポスター、チラシ作成および配布。
- 「鳥取週間」事業PRポスター掲示及びチラシ配布は沿海地方行政府の協力のもと、同地域の経済・文化関係機関にも配布予定。
(2)「鳥取週間」時に開催される事業(2,081千円)
1. 青少年交流(芸能団派遣)(1,181千円)
期間: 「鳥取週間」期間中
内容: 「鳥取週間」期間中に青少年交流を実施すべく芸能団を派遣。さらに、9月中旬に開催される「ウラジオストク国際映画祭」の開会式にも参加し、伝統芸能の披露を行い沿海地方住民に鳥取県の文化的魅力をPRする。
2. 鳥取県紹介パネル巡回展(600千円)
期間: 「鳥取週間」期間をはさんだ1ヶ月程度
内容: 鳥取県紹介のパネルの作成(20枚)
鳥取県立図書館と図書交換を行っているゴーリキー図書館及び沿海地方児童図書館、鳥取県と交流のある極東工科大学、小中学校において、鳥取県紹介パネル巡回展を実施。
3.「鳥取週間」鳥取食材レセプション(300千円)
期間:「鳥取週間」期間中
内容: 鳥取県食材の購入・運搬およびレセプション時の通訳費用
在ウラジオストク総領事館との共催により、ロシア沿海地方要人を在ウラジオストク総領事公邸等にて招待して、鳥取県食材を利用したレセプションなどを開催。
(3)「鳥取週間」事業打合せ及び準備のための職員派遣
(1,549千円)
- 「鳥取週間」事業の打合せ及び準備のために職員を派遣
(事前打合せとして7月に3名、開催準備として9月に4名を派遣)
(4)標準事務費(1,300千円)
※別途枠外要求1,389(事前協議団旅費)