ハイブリッド・カーや電気自動車といったエコ・カーは、環境にやさしい自動車として注目されており、ますますの普及が見込まれている。
特に、電気自動車は、走行時にCO2を排出せず、発電所で発生するCO2量に換算しても約4分の1で、次世代の自動車として、各自動車メーカーによる開発が加速している。
一方で、鳥取県には、電機産業や自動車関連産業が集積しており、今後の産業振興のためには、エコ・カーの要素技術について研究を行うことで、エコ・カー関連産業の育成が期待できる状況にある。
また、県内の大学や高等専門校においても、電気自動車の要素技術の研究が行われている。
今年度は、産学官の連携によって要素技術を研究し、鳥取県のエコー・カー関連産業の方向性を探り、次年度以降のテーマを絞ることで、研究開発の確度を上げる。