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平成21年度予算
6月補正予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:予防費
事業名:

新型インフルエンザ対策事業

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福祉保健部 健康政策課 疾病・感染症対策担当  

電話番号:0857-26-7153  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 203,764千円 0千円 203,764千円 0.0人
203,764千円 0千円 203,764千円 0.0人

事業費

要求額:203,764千円    財源:単県、国3/4   追加:203,764千円

知事査定:計上   計上額:203,764千円

事業内容

1 事業内容

平成21年4月に発生した新型インフルエンザに緊急的に対処し、県内発生に備えた医療体制の整備を行う。

2 事業概要

項   目
事 業 内 容
(1)治療用タミフル等の備蓄

 〔追加備蓄〕

国の行動計画(H21.2改定)に基づく備蓄目標量(人口の45%)を確保する。
〔既備蓄〕
  H18〜H19        50,000人分
  H21(H20繰越)     34,500人分
〔今回追加備蓄〕
  H21.6補正         35,000人分
    計            119,500人分
(2)発熱外来用感染防護具の備蓄

 〔追加備蓄〕

大規模流行期に想定される発熱外来の患者対応に必要な医療従事者用感染防護具を追加整備する。
〔既備蓄〕
 H20         患者20,000人対応分
 H21(H20繰越)   患者50,000人対応分〔今回追加備蓄〕
 H21.6補正     患者50,000人対応分
   計          120,000人
(3)入院医療機関の備品等整備に対する助成

〔追加配備〕

入院患者を受け入れる医療機関が行う人工呼吸器、感染防護具の整備に対して助成する。
  ・国立大学、独立行政法人立の病院
  ・H20年度に補助した病院の追加整備
(4)陰圧テントの整備〔追加配備〕感染症指定医療機関(3病院)における新型インフル患者の診察及び患者待機場所として活用する。
〔既備蓄〕 1式(H18:中部に配置済)
〔今回追加備蓄〕  2式(東西部に配置)
(5)空気清浄機の購入費助成発熱外来設置医療機関が行うウイルス除去機能付き空気清浄機の購入費に対して助成する。
   3箇所(感染症指定医療機関)
 +10箇所(初期発熱外来)
(6)陰圧病室の整備感染症病床数を超えての疑似症患者の入院に対応するため、済生会病院の陰圧病室の整備に対し助成する。
(7)医師の待機委託平成21年5月に締結した「感染症対策の支援に関する協定」による県の支援要請に備え、鳥取大学が行う夜間・休日の職員待機体制の経費を負担する。
 5月1日〜10月30日(半年間)
(8)医療費の公費負担感染症法第19条による入院(勧告、措置)の医療費について、同法37条に基づき負担する。

合    計

3 制度要求

○空床確保に対する補償制度の創設
     感染症病床の枠を超えて疑似症例患者を入院させるための病床を確保する病院に対し、一定額の空床確保経費の負担制度を創設する。

     ⇒ 補償の範囲、金額は合理的なものとしてください。

4 金額根拠

⇒ 要求どおり
要求額
金 額 根 拠
89,172
・タミフル
  25,500人分×2,250円×1.05 = 60,244千円 
・リレンザ
  9,500人分×2,900円×1.05 = 28,928千円

21,156
・ガウン(職員用) 7,200枚×225円×1.05 = 1,701千円
・キャップ ( 〃 ) 7,200枚× 36円×1.05 = 273千円
・N95マスク( 〃 ) 7,200枚×198円×1.05 = 1,497千円
・フェイスシールド(〃) 7,200枚×360円×1.05 = 2,722千円
・手袋 ( 〃 ) 250,000組× 33円×1.05 = 8,663千円
・サージカルマスク(患者用)
  50,000枚×120円×1.05 = 6,300千円

  ※7,200枚の根拠
    職員5名×2交換×60日(流行期間)
     ×12箇所(患者5万人の診療に必要な箇所数)

56,526
・人工呼吸器
  〔基準額〕 
  2,160千円 × 24台(15病院) = 51,840千円
・感染防護具
    〔基準額〕
  3,550円×330セット × 4病院 = 4,686千円
28,350
14,175千円×2式 = 28,350千円
 └H19年3月購入実績

2,184
1台84,000円×2台×13箇所×補助率10/10

2,148
陰圧式空気清浄機(1機)の設置費 (1,785千円)
ベッド購入費(363千円)

  

1,225
・平日(夜)
  5,000円×123日 = 615千円
・休日(昼+夜)
  10,000円×61日 = 610千円
3,003
・医療費〔国庫:3/4〕
 (真性患者)    63,600円×30人 = 1,908千円
 (疑似症患者)   63,600円×1/5×60人= 764千円
・食事療養費〔国庫:3/4〕
 (真性患者)    760円×30日×10日= 228千円
 (疑似症患者)    760円×60人× 2日= 92千円
・事務委託料〔県費〕 116.8円×(30人+60人)= 11千円
203,764
 【予備費】 ⇒ 既定経費内で対応
37,800
感染リスクの高い新型インフルエンザの診療を行う診療所に対し、職員用のマスクを緊急的に配布する。

・サージカルマスク(診療所職員用)
  10枚/日×60日   ×  500箇所
         └(診療日数) └(県内の診療所数)

        ×120円×1.05 =37,800千円

37,800

5 目的、背景

新型インフルエンザの発生に備え、これまで必要物資の備蓄や
関係機関の連携強化を図ってきたところであるが、実発生を踏まえ、必要物品の追加備蓄や医療機関における患者受入体制の整備を緊急的に行う必要がある。

財政課処理欄


 空床確保に係る補償制度については、補償の範囲、金額は合理的なものとし、整理した上で再協議してください。

 診療所用マスクについては、配布対象・数を吟味の上、再協議の上、既定経費内で対応してください。

 財源に経済危機対策臨時交付金を充当します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 203,764 8,907 0 0 0 0 0 0 194,857
保留・復活・追加 要求額 203,764 8,907 0 0 0 0 0 0 194,857
要求総額 203,764 8,907 0 0 0 0 0 0 194,857

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 203,764 166,767 0 0 0 0 0 0 36,997
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0