1 事業概要
(1)アシアナ航空運航経費支援
米子−ソウル国際定期便の安定運航を実現するためアシアナ航空に対して運航経費を支援する。
to21→ 3年間の債務負担行為を設定
(2)実行委員会補助金
官民一体となった利用促進を図るため、「米子−ソウル国際定期便利用促進実行委員会」に補助金を交付する。
to21→ インバウンド体制強化のため、受入体制整備予算へシフト
2 事業内容及び所要経費
(1)アシアナ航空運航経費支援 76,793千円(76,793千円)
(2)実行委員会負担金10,000千円(14,000千円)
※ アウトバウンドを中心とした利用促進に要する経費への支援
実行委員会事業費 総額 30,000千円 |
(内訳)県 10,000千円、市町村・民間等20,000千円
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(3)関係機関との調整・協議 272千円(272千円)
(4)標準事務費 668千円(668千円)
3 目的・期待される効果
(1)地域居住者の便益→ 年間約2億3千万円
・アクセスに要する時間の短縮効果、交通費の削減効果
(2)外国人来訪による波及効果→ 年間約3億6千万円以上
(3)その他の効果
・ 企業誘致のアピールポイント、地域産業の国際化・高度化
・ 韓国や北東アジア諸地域との国際交流の推進に寄与
・ 定期便が就航による、税関等CIQの機能の確保
・ 県民の国際感覚の醸成 等
4 現状・背景
○ 平成19年8月のアシアナ航空による運休通告は、交渉の結果保留され、その後平成20年も引き続き運航
○ 平成19・20年度は、搭乗率向上緊急対策を実施
<アシアナ航空運航経費支援>
○ さまざまな要因で搭乗率が安定しておらず、路線維持のためには、当面の運航経費支援が必要
○ 山陰地域の経済にとって必要不可欠なインフラであることから引き続き支援を行うが、並行して利用促進の充実・外国人観光客の受け入れ体制整備を進めることで、利用者数の安定化・路線自立を図る。
<実行委員会負担金>
○ 実行委員会経費の一部を、平成20年度はインバウンド受入体制整備の予算へシフト(別要求)
○ 実行委員会事業については、会費を負担していない会員からの徴収を検討する等で財源の確保を図るとともに、費用対効果の高い事業に絞り込み。