蒜山〜美保関までのドライブルートで「スローな旅」「スローフード」等を新たな観光スタイルとして提案する「大山パークウェイ構想」を、県内滞在時間の延長及び食のみやこ鳥取の観点で協調推進するもの。
ドライブルートでキャッチ!and 「食」でキープ!!
「大山パークウェイ構想」
道路維持管理上の理由で名称が分断されている道路を、1本の繋
がったがったがった道路=座標軸として捉え、周辺地域を統一イメー
ジによる地域ブランドを確立し、観光振興と地域再生を目指す。
→地域再生の起爆剤
<ねらい>
@蒜山から国立公園大山を経由して美保関まで1本の道でつながる
80キロの絶景ドライブコース
Aスローライフを掲げるドライブルートを目玉に県外客を呼び寄せる
Bルートエリア内にある「食」と「体験」で「泊」を延ばし、リピーターと
ファン層を拡大し、持続する経済基盤を構築する
山陰文化観光圏の指定により注目を浴びている中海宍道湖エリアで
あるが、出雲=歴史 松江=文化 に対抗して 大山=自然景観
(大山隠岐国立公園)を前面に打ち出し、蒜山や境港の観光客を周
辺地域に流して滞留させていく仕掛けが求められているところ。
大山パークウェイエリアで観光客の食べたいもの・買いたいものを増
やしていく。
(背景)
NPO法人大山中海観光推進機構が国の事業を活用して、H20より
調査研究に着手。(2008年度 内閣府・地方の元気再生事業)
【事 業 名】 大山パークウェイを座標軸にした地域の魅力アッププロ
ジェクト
【実 施 者】 NPO法人大山中海観光推進機構(大山王国)
【受託金額】 19,832千円
【受託期間】 平成20年8月〜平成21年3月31日
【事業内容】 入込み数及び来客アンケート調査等
■業務分担の仕分け
部 署 | 20年度実績 | 21年度計画 | 役割分担 |
NPO大山王国 | 調査研究
情報発信等
(国の受託事業) | 情報発信
(HP、マップ等)
→継続事業 | ソフト事業
・情報発信
・広報宣伝ツール |
大山パークウェイ協議会 | 地域連携組織 | | プロジェクト応援組織 |
県土整備局
(道路管理者) | 協議会に参画 | 道路看板整備等
検討開始 | ハード事業 |
県民局 | 協議会運営等
(地域連携) | ・地域観光診断
・大山PWの中で「食のみやこ」を売り出していくフレーム構築 | ・収益に繋がるまでの磨き上げと人&物の橋渡し |
所要経費 1,700千円(うち標準事務費 500千円)
(1)旅の専門家による西部管内観光チェック実施 700千円
旅のプロによる大山パークウェイの魅力についてチェック及び指導
助言
→日本旅行作家協会(兼高かおる会長)の定例会誘致
【ねらい】
@診断結果を観光素材の磨き上げに活用
A協会員が執筆する雑誌等での当圏域の観光紹介
B有力な人脈(ネットワーク)の構築と地域内の意識啓発
■モニター診断委託経費 700千円
・セミナー会場借上料 100千円
・車両借上料 200千円
・食料費 200千円
・謝礼 200千円
■定例会誘致の経緯
大山・中海・隠岐エコツーリズム協議会と皆生温泉旅館組合の戦略アドバイザーであり、旅行作家協会会員でもある山田桂一郎氏(観光カリスマ)からの提案。
山田桂一郎氏は日本作家協会会長の兼高かおる氏と高梨洋一郎常任理事兼事務局長と懇意であり、当地での定例会開催が今後当地域の人脈形成と、国内外に向けて大きな情報発信に繋がるとの助言。
(2)フードアドバイザーによる現地相談会 500千円
飲食店、メニュープロデューサーによるアドバイス
アドバイザー候補:河崎妙子氏(鳥取県出身)
→今後大山パークウェイマップやパンフに掲載していくために、アドバイザーを招いて地元関係者の相談会を開催し、コンテンツ(食・物・店等)のブラッシュアップを目指す。
【ねらい】
@「食」で語る(=楽しむ)大山パークウェイ構想に基づき、スローフード、景観・空間を活用した食のコンセプトでのアドバイスによるエリア内の食の磨き上げ
A「食のみやこ鳥取」を大山パークウェイの中でPRしていく
■経費 アドバイザー業務委託 500千円
(3)大山パークウェイ連絡調整経費 500千円(標準事務費)
エリア内の自治体及び関係団体とのコーディネート