4 復活理由
協会の活動資金のほとんどは、任意に協力していただいている運転者からの協力費(年間500円×運転免許証の有効年数)であるが、免許証保持者のうち協力者の割合は、H16年度の65%からH19年度の56%へと毎年減少している。
そのため協会では年々収入減となりながらも、職員給与の昇給停止や期末手当の減額(給料月額の2ヶ月分相当)等の措置を行い、現状の交通安全対策事業が維持できるよう努めている。
平成19年度における協会の一般会計において、その主要な事業である「事業活動収支」については、単年度で赤字であり、また、財団法人全日本交通安全協会等からの助成金は年度末に重点配布されているため、年度中途における月次収支は、支出が収入を上回っている状況にある。そのため年度末における繰越金は、これらの対策として必須なものである。