(1) 事業概要
県民の防犯意識の高揚を図り、かつ県民への防犯情報の提供を行うことを目的とした防犯アドバイザー(非常勤職員)を鳥取・米子警察署に各1名配置し、自治会等で行われる各種会合に出かけるなどして、防犯教育・防犯指導等を実施する。
復活要求額 6,773千円
・非常勤職員報酬(2名) 4,271千円
・研修等旅費 91千円
・活動用車両購入費等 2,411千円
(2) 防犯アドバイザーの業務内容
防犯教育・防犯指導 |
自治会、町内会、老人会等に出向き、身近な犯罪の発生状況とその手口、防犯対策などを説明し、注意を呼びかける。 |
防犯ボランティア指導 |
地域住民と警察が一緒に行う防犯パトロールに参加して、危険箇所の点検や防犯対策の指導等を行う。 |
防犯診断 |
自治会の会合等に出向いての防犯指導及び住宅施設等の防犯診断を行う。 |
キャンペーンへの参加・支援 |
学校・自治会・各種団体の防犯キャンペーン等への参加・支援を行う。 |
採用後に防犯設備士資格を取得し、警察署と連携協働した活動を行う。
(3) 課長査定 ゼロ
防犯指導・活動については、防犯連合会や地区防犯協議会が可能な範囲で自主的に実施してください。
(4) 部長復活理由
住宅対象侵入窃盗における無施錠率は全国ワースト1位(平成
19年中)であり、早急に防犯アドバイザーを配置することにより被
害拡大防止策を講じる必要がある。
(5) 防犯対策強化の必要性
○本県における無施錠被害は全国平均に比べ極めて高い水準
※鳥取県における各種犯罪被害での無施錠率(平成19年)
区 分 | 鳥取県 | 全国平均 |
住宅対象侵入窃盗 | 82.6% | 38.0% |
車上ねらい | 58.9% | 37.6% |
自転車盗 | 53.9% | 47.1% |
住宅対象侵入窃盗における無施錠率は全国ワースト1位