［とっとり発グリーンニューディール］環境に配慮したガラスリサイクル技術及び高機能リサイクル製品の開発/平成21年度予算/とりネット/ 鳥取県公式ホームページ

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト(A+B)	従事人役
既査定額	0千円	5,800千円	5,800千円	0.7人
補正要求額	21,687千円	2,618千円	24,305千円	0.5人
計	21,687千円	8,418千円	30,105千円	1.2人

事業内容

　鳥取県版グリーンニューディール政策促進の一環として、今後社会問題化するブラウン管ガラス（CRTガラス）の環境に配慮したリサイクル技術の開発に取り組む。

　廃ブラウン管ガラスのファンネル部（CRTファンネルガラス）には、鉛が高濃度に含有され、そのままでは再生利用が難しい。

　本研究では、有害な鉛ガラスを無害化し、環境に安全なリサクル技術の確立を目的として次のことを行う。

（１）CRTファンネルガラスからの鉛の除去技術の確立。

（２）無害化されたガラスを用いた発泡ガラスの製造技術の確立。

背景

（１）テレビの需用は、ブラウン管テレビから薄型テレビに急速に転換
（２）２０１１年アナログ停波に伴い大量にブラウン管ガラスが発生する見込み。
（３）家電リサイクル法において、廃ブラウン管テレビのリサイクル率５５％が規定されている。
（４）しかし、これを達成するには、ガラスのリサイクルが不可欠。特に、鉛含有ガラス部のリサイクルが困難となっている。
（５）本研究により、これらのCRTガラスのリサイクルの推進への寄与が図られる。

期待される効果

(１)技術の確保によって、県内でブラウン管ガラスのリサイクルによる新規の環境産業及び雇用の創出が期待される。

(２)リサイクル技術が確立されておらず、国内及び世界的な問題となっているCRTファンネルガラスのリサイクルの推進に貢献できる。
(３)含まれる有害な鉛を分離回収することで、廃棄物による環境への負荷を低減させることができる。

補正要求の必要性

（１）鉛が高濃度に含有するCRTファンネルガラスは、技術的に困難であることが想定されたため、平成21年度当初予算要求事業においては対象としていなかった。
（２）CRTファンネルガラスのリサイクルは、国内を含めた世界的な問題として急激に重要性が増してきた。しかし、現在リサイクル技術は確立されていない。
（３）そこで、当研究所がこれまでガラスリサイクルの研究で培ってきた知見を活用しながら、新規の技術を開発するものである。
（４）技術を確保することで、県内のガラスリサイクル事業の拡大と雇用創出につながることが期待される。
（５）一方、今後業界等においても技術開発が進められることが想定され、県として技術を確保するには、これらの動きに先駆けて取り組む必要がある。
（６）本研究課題は技術的に困難であることから、１名人員を追加して対応する必要がある。

事業概要

事業費

当初予算額（千円）	２，６０１
補正要求額（千円）	２１，６８７

内訳
　備品費　　真空電気加熱炉　一式　　　　　　　　１８，９００千円
　　　　　　　小型スクラバー　一式　　　　　　　　　　１，２６２千円
　人件費　　非常勤職員（準備１ヶ月、研究６ヶ月）　１，５２５千円
　　　　　　　計　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２１，６８７千円

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
既査定額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
保留要求額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
復活要求額	0	0	0	0	0	0	0	0	0
追加要求額	21,687	0	0	0	0	0	0	0	21,687
保留・復活・追加要求額	21,687	0	0	0	0	0	0	0	21,687
要求総額	21,687	0	0	0	0	0	0	0	21,687

区分	事業費	一般財源
査定額	20,162	20,162
保留	0	0
別途	0	0

［とっとり発グリーンニューディール］環境に配慮したガラスリサイクル技術及び高機能リサイクル製品の開発

トータルコスト

事業費

事業内容

事業内容

背景

期待される効果

補正要求の必要性

事業概要

事業費

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位：千円)

財政課使用欄(単位：千円)